執筆者:水口貴博

犬を上手にしつける30の方法

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犬のしつけは、真っ正面に立ってすること。

犬のしつけは、真っ正面に立ってすること。 | 犬を上手にしつける30の方法

しつけようとするとき、犬がじっとしていることはまれです。

ほとんどの場合、そわそわしたり動き回ったりすることでしょう。

そのため、飼い主は犬の斜め横や後ろから言ってしまうことがあります。

中途半端な角度から発言していると、犬は飼い主からのメッセージを中途半端にしか受け取ってくれなくなります。

見て見ぬふりをして、聞きにくいことがあります。

私たちが学生時代、先生から受けたお説教を思い出しましょう。

先生が椅子に座りながらする説教より、自分の真っ正面に立ってされる説教のほうが、印象深くて強く心に残るはずです。

強く言われているような気がします。

ストレートに前からメッセージが飛んできているので、深く残りやすくなります。

それと同じです。

犬にしつけるときには、正面から向かい合う姿勢が大切です。

できるだけ厳しくしっかり犬の行動をしつけるためには、まず真っ正面から言うことが大切です。

そわそわしているなら、じっとさせてからしつけるようにしましょう。

犬は、飼い主からの適度な威圧を感じて、言うことを聞きやすくなるのです。

犬を上手にしつける方法(7)
  • しつけのときは、真っ正面に向き合ってする。
いろいろ音を聞かせて慣れさせることは、犬の落ち着きに直結する。

犬を上手にしつける30の方法

  1. 犬を飼い始めれば「しつけの義務」が発生する。
  2. マナーの悪い犬は悪くない。
    本当に悪いのは、しつけをしない飼い主。
  3. しつけの合図は、統一する。
  4. 家族間で、犬へのしつけのルールを統一させておく。
  5. 犬を上手にしつけるとき、最低限押さえておきたい3つのポイント。
  6. 「痛み」ではなく「快感」を与えてしつければいい。
  7. 犬のしつけは、真っ正面に立ってすること。
  8. いろいろ音を聞かせて慣れさせることは、犬の落ち着きに直結する。
  9. おとなしい子犬が、生後6カ月を過ぎたくらいから、急に吠え始める理由。
  10. 犬には「少しでも早く、できるだけたくさん食べる」という習性がある。
  11. 飼い主と犬との食事の順番は、主従関係に影響する。
  12. 犬に与える餌の量と回数の目安。
  13. どんな犬とでも、すぐ友人になる方法がある。
  14. 犬を高いところに上げない。
  15. 飼い主の聖域に、犬を踏み込ませない。
  16. いろいろな人に会わせるのも、しつけの1つ。
  17. 散歩は、必ず飼い主が先行して歩く。
  18. おねだりには、むやみに応じないほうがいい。
  19. 犬の体臭は、身分証明と同じ役割を果たす。
  20. 食事中にかまってやると、うなり始める理由。
  21. どんなに年を取っても、散歩は必要。
  22. 不意に喉に詰まらせないように、注意する。
  23. 湿った犬の鼻は、むやみに拭き取らなくていい。
  24. 犬を褒めたり叱ったりするのは、行動直後が一番いい。
  25. 2階建ての家に潜む、見落としやすい危険ポイント。
  26. 犬が飼い主の顔をなめるのは、喜びや甘えのサイン。
  27. 「幼犬」と「成犬」とでは、かじる意味が少し異なる。
  28. 犬が嫌がる部分でさえ、触られるのに慣れさせておく必要がある。
  29. 慣れているはずの車を、なぜか嫌がる犬の本当の原因。
  30. 場所と時間を変えて、環境の変化に対応させる。

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