執筆者:水口貴博

心も体も若返る30の生活習慣

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フレッシュな果物には、命が宿っている。

フレッシュな果物には、命が宿っている。 | 心も体も若返る30の生活習慣

私の実家は兼業農家で、ミカンを作っています。

庭は畑であり、ミカンがたくさんあります。

ときどき、熟れ具合を確かめるために、ミカンをかじることがあります。

甘酸っぱい味が口の中いっぱいに広がります。

「おいしいな」

ミカンのおいしさに癒されているとき、ふと気づいたことがあります。

市販されている缶に入った果汁100パーセントのミカンジュースとは、全然印象が違います。

実家の畑になっているミカンのほうが、はるかにおいしい。

最初はミカンの種類が違うためかと思いましたが、同じミカンの種類でも伝わってくるものが違います。

味は同じでも、飲んだときに体に伝わる元気が違います。

なぜでしょうか。

それは、フレッシュだからです。

たしかにどちらも「果汁100パーセントのミカンジュース」であることには変わりありません。

ビタミンの量も変わりません。

しかし「フレッシュさ」は、まったく異なります。

濃縮還元したミカンジュースは、フィルターを通して、ミカンの大事な命が抜き取られている状態です。

ビタミンは豊富に含まれていますが、肝心のフレッシュが欠けています。

それは缶の裏にある栄養表示には表れない数字です。

一方、絞りたてミカンジュースは、フレッシュそのものです。

人間が元気を出すのは、ビタミンを摂取したときだけではありません。

フレッシュを口にしたとき、元気が出ます。

フレッシュな果物には、命が宿っています。

命を口にしたとき、命が震えます。

フレッシュなミカン・リンゴ・バナナをそのままかじるほうが、おいしいばかりでなく、元気まで出てきます。

昔からお見舞いといえば、フレッシュな果物が定番です。

なぜ果物かというと、フレッシュな果物には命が宿っているからです。

栄養以外の大事なものです。

「果物の命を食べて、元気になってください」という意味があるのです。

心も体も若返る生活習慣(16)
  • フレッシュな果物を、食べる。
勉強が当たり前の習慣になっている人は、いつまでも若々しい。

心も体も若返る30の生活習慣

  1. 懐かしい音楽は、現代のタイムマシン。
  2. ハイテンポの音楽を聴けば、気持ちよく朝をスタートできる。
  3. 顎をあと2センチ上げるだけで、視界に入る景色は変わる。
  4. 「後から調べよう」と頭で覚えるのではなく、具体的にメモを取る。
  5. 人の忠告は素直に聞こう。
    頑固は老化への入り口。
  6. 積極的に外出すると、刺激によって若返る。
  7. 節約の長所と短所に、メリハリをつけよう。
  8. 本は衝動買いをしてもいい。
    ただし、買ったその日のうちに読み始めること。
  9. いつもより明るい服を着ると、身も心も若返る。
  10. 新陳代謝は皮膚だけではない。
    洋服も新陳代謝ができる。
  11. 新鮮な水を飲んで、心も体もリセットしよう。
  12. 教室に通えば、知識も美意識も向上する。
  13. 悪態をつく人とは、さようなら!
  14. 尊敬できる人を見つけようとする習慣とは、意識を上向ける習慣。
  15. 自分の体を使って、どう生きるかが重要だ。
  16. フレッシュな果物には、命が宿っている。
  17. 勉強が当たり前の習慣になっている人は、いつまでも若々しい。
  18. 目標がある人は、いつまでも若い。
  19. ゴールに向かっているうちは大丈夫。
    ゴールを達成できたときが危ない。
  20. 買い物の失敗は、授業だと考える。
    失った金額は、授業料だと考える。
  21. 普段着こそ、あえてランクの高い服を着る。
  22. 満員電車で手足の自由がなくても、頭の中の自由だけは残っている。
  23. 口角を変えるだけで、印象はがらりと変わる。
  24. 玄関のドアを開けるとき「今日も素晴らしい日にしよう」と口ずさむ。
  25. 生活の中に鏡がある人は、老けにくくなる。
  26. 便利な道具とは、さようなら。
  27. メールが普及しすぎた今だからこそ、手書きの手紙の温かさがよく伝わる。
  28. 同世代以外の友人を作ろう。
  29. セックスの話をしている恋人夫婦ほど、仲がよくなる。
  30. お風呂の工夫で、体と頭の健康を同時に保つことができる。

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