友人の誕生日にプレゼントをするとき。
父の日や母の日に、日頃の感謝を込めて贈り物をするとき。
こうしたプレゼントをする機会に、必ず添えておくべきものがあります。
手紙です。
往々にして、多くの人がプレゼントの勘違いをしています。
贈り物の主役は「物」だと思っています。
違います。
本来のプレゼントとは「真心」を贈ります。
祝う気持ち、感謝の気持ちなど、真心を贈るのが本来のプレゼントです。
とにもかくにも、その「真心」が最初にあって、次に物です。
気持ちを、物として表現するのが「贈り物」です。
プレゼントがサブであり、メインは手紙です。
プレゼントに添えられた手紙こそ、一番大切な贈り物です。
もし手紙がなければ、プレゼントの意味がありません。
ただ単に、物品を与えているだけです。
手紙がなければ「プレゼント」ではなく、単なる「仕送り」です。
生活の足しにしてくれと言わんばかりの「仕送り」と変わりありません。
プレゼントは、たしかに贈り物です。
何を送りたいのかというと、物ではなく、真心です。
たしかに物を贈ることで伝わる気持ちもありますが、勘違いされては元も子もありません。
贈り物をする手間があるなら、ぜひ手紙も書きましょう。
伝えたい感謝の気持ちは、やはり文字に表現したほうが、はるかに感動的です。
美人はプレゼントをするとき、必ず手紙を添えます。
なぜ美人が美人に見えるのかというと、手紙を書いて送るという心が美しさを出しています。
あなたは、ただプレゼントばかりを送っていませんか。
プレゼントの主役は、添えられた手紙なのです。