「貴博君、この前のプレゼント値札が付いたままになっていたよ」
私は以前、うっかり値札を付けたままプレゼントをする失敗を犯してしまったことがあります。
今、思い出しても恥ずかしいことです。
プレゼントを贈るときに、金額をほのめかせては、その価値が半減してしまいます。
せっかくのすてきなプレゼントも、値札が付いていると、急に夢から覚めてしまう気分になります。
すてきな花を贈られて、値札が付いたままになっていると、心地よい夢から現実に戻されてしまう感覚です。
値札を外して贈ることは、基本中の基本です。
お店で「プレゼント用にお願いします」と言えば、店員さんが値札を取って、きれいに包装してくれます。
そのときも、いつもと同じく店員さんにプレゼント用の包装をお願いしていました。
ただそのときは、いつもと事情が少し違っていました。
どうやら商品に、値札がいくつか付いていたようなのです。
ときどき商品によっては、値札が2つ付いている商品があります。
複数ある値札のうち、1つを外し忘れていたようです。
この変化球により、店員さんを信じきっていた私は確認を怠ってしまい、値札が残ったまま贈ってしまったようなのです。
それからというもの、私は値札にも注意するようになりました。
商品のどの場所に値札が付いているか、いくつ付いているか、店員さんにお願いするときも、外しているかを自分でチェックします。
値札はきちんとすべて外してから贈りましょう。