学校では「喧嘩はしてはいけない」と教えられます。
「喧嘩をしなさい」と教わることはありませんから、喧嘩を知らないし、弱い子どもが育ちます。
社会に出ると、喧嘩をしなければならないことばかりです。
そもそも資本主義社会は「競争の世界」ですから、いつも争って喧嘩ばかりです。
喧嘩とはいえ、殴り合いの喧嘩ではありません。
大人には、別の喧嘩の仕方があります。
手を出さずして、相手と争う喧嘩です。
相手が偉そうな態度を取ってくるほど、こちらは親切な態度で接することが、喧嘩に対抗するのと同じになります。
相手はあなたを挑発して「かかってこいよ。ばか」とやじを飛ばしてきます。
大人の喧嘩では「そうですね。私はばかですから教えてください」と返します。
すると、相手は拍子を抜かしてしまいます。
相手の言葉を使って、うまく跳ね返し、精神的に落ち込ませることが大人のやり方です。
喧嘩は喧嘩でも、手を出さずして、勝つ方法があるのです。