執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のこと

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夢は、自動的に叶うものではない。

夢は、自動的に叶うものではない。 | 学校では教えてくれない30のこと

学校では、夢について教えてくれますが、追いかけるための具体的な方法までは教えてくれません。

「将来は有名人になり、モテモテになる」

「歌手になり、ミリオンヒットを出す」

「プロ野球選手になり、メジャーリーグで活躍する」

「作家になり、本を出す」

「モデルになり、ファッション誌に載る」

こうした夢を描くことは悪いことではありません。

私の場合、幼稚園のころは「おもちゃ屋さんになる」という夢を持っていたことがあります。

しかし、学校では「じゃあ、夢を実現させるために今どうすればいい。これからどうすればいい」と言っても教えてもらえません。

先生も、1人でたくさんの生徒を抱えていますし、担任になっても1年しか付き合いませんから表面的なところしか述べません。

「夢は描いてもいいけど、後は自分の責任ね」と言っているのです。

具体的にどうすればいいのか、長期的に応援してくれる先生はとても少ないものです。

自分にしかわからないことです。

自分が努力しなければならないことですから、先生はその話題には触れないのです。

追いかける方法は自分で見つけ、自分が努力をするしかありません。

「頼りは自分一人」というわけです。

子どものころは親に頼り、先生に頼り、学校に頼り、頼ってばかりの生活です。

学校も毎日通い、無難に勉学をこなしていけば、幼稚園から小学校、小学校から中学校、中学校から高校と自動的に上っていけます。

子どもたちは誰かに頼れば、いつか自動的に夢も叶うだろうと思っているのです。

自動的なのは、学校までです。

夢の実現までは、自動的ではなく、自分の力を頼りにしなければならないのです。

こうした子どもたちが、大人になって現実を知り、自分で努力しなければならないことに気づいたときには、もう遅い。

夢の実現のためには「自動的」ではなく「自分の力」で積極的に進まなければいけないことを教えてあげなければならないのです。

それも、できるだけ早いうちにです。

学校では教えてくれないこと(30)
  • 夢は自動的に叶うものではないことを、教えてあげる。
まとめ

学校では教えてくれない30のこと

  1. 頭がよければ、幸せになれるわけではない。
  2. 学校では「勉強の楽しさ」を教えてくれない。
  3. 学校では、お金の勉強をさせてくれない。
  4. 「好き」を基準に選択すると、人生がうまくいく。
  5. 友人は、量より質が大切。
  6. 初めは全力でぶつかる。
    コントロールは気にしない。
  7. 失敗はしてもいい。
    失敗にくじけない人が強くなる。
  8. 会う人みんなが、先生になる。
  9. カラオケでは、音痴の人が主役になる。
  10. 難しい顔をしている人が、素晴らしいわけではない。
  11. お金を持っていれば偉いわけではない。
    お金を何に使うかが大切。
  12. レベルが高くなればなるほど、簡単なことの難しさがわかるようになる。
  13. 恋愛という科目は、学校にはない。
  14. カンニングができるようにならないと、社会ではうまくやっていけない。
  15. 本当の力とは、無駄の塊からできている。
  16. 強いからヤンキーになるのではない。
    弱いからヤンキーになるのだ。
  17. 大切なことは、勉強そのものではなく、勉強の仕方。
  18. 自分は悪くないのに、謝らなければならないこと。
  19. 親の援助は、ありがたく頂かなければいけない。
  20. 勉強は、やらされるものではなく、自分からしていくもの。
  21. 止まり方より、走り方。
  22. 成長には、後退がない。
  23. 私たちの体は、神様からの「借りもの」。
  24. 大人の喧嘩の仕方。
  25. 出る杭を、打ってはいけない。
  26. 社会では、矛盾が当たり前。
  27. 三日坊主をしないと、才能を見つけられない。
  28. 金銭感覚の勉強。
  29. 土壇場。
  30. 夢は、自動的に叶うものではない。

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