執筆者:水口貴博

学校では教えてくれない30のこと

25

出るくいを、打ってはいけない。

出る杭を、打ってはいけない。 | 学校では教えてくれない30のこと

出る杭を育てる先生は、なかなかいません。

一人一人が個性的でも、個人の成長を尊重して先生はそっと見守ってくれていると、生徒も個性を伸ばせます。

しかし、みんなと同じような行動を取ることを強要させるのです。

日本には「協調性」を重視する文化があり、日本の良いところでもあり、悪いところでもあります。

話し合いで「賛成の人は手をあげてください」と言えば、ほかの人の顔をうかがいながら、手をあげるかどうかを決めてしまいます。

みんなが手をあげていると、それに自分も合わせ、手をあげます。

自分は反対でも、みんなが手をあげないときには、自分も手をあげません。

協調性を大切にすることはいいのですが、協調性を大切にしすぎるがために、本当に正しい判断がしづらくなってしまうのです。

学校では、協調性を重んじるがために、みんなと同じことばかりやらせようとして、出る杭は打たれます。

変わった人がいると、避けられます。

出る杭を育てようとしないため、金太郎飴きんたろうあめのような、どこで切っても同じような顔が出てくる人間ばかりが育ってしまうのです。

学校では教えてくれないこと(25)
  • 出る杭は、もっと出してしまう。
社会では、矛盾が当たり前。

学校では教えてくれない30のこと

  1. 頭がよければ、幸せになれるわけではない。
  2. 学校では「勉強の楽しさ」を教えてくれない。
  3. 学校では、お金の勉強をさせてくれない。
  4. 「好き」を基準に選択すると、人生がうまくいく。
  5. 友人は、量より質が大切。
  6. 初めは全力でぶつかる。
    コントロールは気にしない。
  7. 失敗はしてもいい。
    失敗にくじけない人が強くなる。
  8. 会う人みんなが、先生になる。
  9. カラオケでは、音痴の人が主役になる。
  10. 難しい顔をしている人が、素晴らしいわけではない。
  11. お金を持っていれば偉いわけではない。
    お金を何に使うかが大切。
  12. レベルが高くなればなるほど、簡単なことの難しさがわかるようになる。
  13. 恋愛という科目は、学校にはない。
  14. カンニングができるようにならないと、社会ではうまくやっていけない。
  15. 本当の力とは、無駄の塊からできている。
  16. 強いからヤンキーになるのではない。
    弱いからヤンキーになるのだ。
  17. 大切なことは、勉強そのものではなく、勉強の仕方。
  18. 自分は悪くないのに、謝らなければならないこと。
  19. 親の援助は、ありがたく頂かなければいけない。
  20. 勉強は、やらされるものではなく、自分からしていくもの。
  21. 止まり方より、走り方。
  22. 成長には、後退がない。
  23. 私たちの体は、神様からの「借りもの」。
  24. 大人の喧嘩の仕方。
  25. 出る杭を、打ってはいけない。
  26. 社会では、矛盾が当たり前。
  27. 三日坊主をしないと、才能を見つけられない。
  28. 金銭感覚の勉強。
  29. 土壇場。
  30. 夢は、自動的に叶うものではない。

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