告白せずして告白するためには「もう1歩踏み込むこと」を習慣にしておきましょう。
現状維持と言いたいところですが、残念ながら現状維持では恋愛へ自然と発展する可能性は低くなってしまいます。
現状維持ではそのままの関係で終わってしまい、それ以上の恋の発展はありません。
「もう1歩踏み込む」という習慣が必要です。
時間をかけてもかまいませんから、ゆっくり2人の親密な時間を少しずつ増やします。
たとえば、以下のような状態を言います。
初めは、みんなでカラオケに行きます。
次には2人で食事に行く誘いをします。
一緒に食事までできれば、次は一緒に映画。
一緒に映画を見れば、2人で街に出かけてお買い物。
2人きりでお買い物ができるようになれば、一緒にテーマパークに行こうと誘います。
テーマパークまでOKなら、次は水族館。
水族館の次は、デートスポットで楽しみます。
さらに相手の家に遊びに行ったり、または自分の部屋に遊びに来てもらったりします。
寝泊まりするようになり、ついには同居という状態になります。
どうでしょうか。
ゆっくり、だんだんに、親密な関係となり、最後には付き合っている状態と変わらない状態になっています。
いえ、結婚している状態と変わらないと言っても過言ではありません。
「もう1歩踏み込むこと」を、少しずつでかまいませんから進んでいけば、仲は自然と深まるのです。
この過程では、告白は一切していません。
しかし、少なくともあなたの誘いに対して、相手がOKをしてくれるなら、相手も好意を持っているということです。
一緒に過ごした時間によって、さらにあなたへの好意を持つようになります。
次の誘いもOKをもらえ、また一緒に過ごした時間で、あなたに対してさらに好意を持つようになる好循環になります。
この繰り返しによって、2人は結ばれていくというわけです。
このステップを繰り返していくだけでいいのです。
もし、好意がなければ、はじめの段階で誘いを柔らかく断ります。
「ごめんなさい。ちょっと用事があって」
これは遠回しに、あなたからのアピールを断っているということです。
あなたに興味がないから、ほかの人にしてくださいということです。
告白に断られることなく、断られているということです。
この状態なら、さほど痛みもありません。
あなたも素直に諦めて、違う人を探すことです。
誘いやすく、相手も断りやすく、そのうえ精神的なダメージも少なくて済むというわけです。