素晴らしいアイデアがひらめいたら、形にしてください。
ただ形にするのではなく、一刻も早く形にすることが大切です。
ユニークなアイデアであればあるほど「思いつくのは自分だけ」と考えてしまうでしょう。
「世界で1つだけのアイデアだ」「ほかに誰も思いつくはずがない」と思うかもしれません。
それは大きな油断です。
「ほかに誰も思いつくはずがない」は思い込みです。
地球上にはおよそ80億人もの人がいます。
何らかのアイデアがひらめいたとき「同じことを考えている人はほかにもいる」と思ってください。
希少なアイデアでさえ、同時に同じことを考えている人は世界に3人はいると思うことです。
せっかく素晴らしいアイデアがひらめいても、もたもたしていると先を越されてしまいます。
アイデアを思いついた人が評価されるのではありません。
アイデアを形にした人が評価されます。
どれだけ素晴らしいアイデアが浮かんでも、形にしなければ、ゼロです。
評価されるのは一番早く形にした人です。
先着1名だけであり、2番目以降は評価されなくなります。
著作権も形にした段階から発生します。
形にできたとしても遅くなっては意味がありません。
「実は私も同じアイデアがひらめいていた」と言っても後の祭りです。
後出しじゃんけんと思われ、一笑されるだけでしょう。
素晴らしいアイデアがひらめいたら、一刻も早く形にしてください。
「時間があれば取り組もう」「気が向いたら取り組もう」など、悠長なことを言っている場合ではありません。
形にしなければ、せっかく思いついたアイデアも意味がなくなります。
アイデアは、形になって初めて評価されます。
形にできたとしても、1番目でなければ意味がありません。
ふと思いついたアイデアであっても、巨万の富を生み出す可能性があります。
100パーセントの完成である必要はありません。
試作でもいいので、まず形にすることです。
アイデアは、ひらめいた人が評価されるのではなく、形にした人が評価されます。
評価されるのは、アイデアを思いついた人ではなく、アイデアを形にした人ですから、スピードが勝負です。