試験に合格するためには、バスや電車を「乗り物」と考えてはいけません。
もちろん乗り物なのは事実ですが、本気で合格したいなら、認識に改めることが大切です。
バスや電車を「勉強部屋」と考えるのです。
試験に合格する人は、バスや電車を勉強部屋と考えています。
乗ったら、すぐ本を開いて勉強を始めます。
座れないなら、立ちながら勉強をします。
周りにお客さんがいようと満員電車で混雑していようとおかまいなしです。
バスや電車を勉強部屋として有効活用するからこそ、試験に合格できるのです。
自宅の勉強部屋と同じように、バスや電車の中でも勉強部屋にするのです。
あなたがそう思えば、そうなります。
試験に合格するためには「いかに勉強時間を確保するか」です。
ぼんやりしたりゲームを楽しんだりするのもいいですが「試験合格」という目標があるなら、限りある時間を有効に使いたい。
目的地までの乗車時間が10分あれば、10分の勉強ができます。
乗車時間が30分もあれば、かなり勉強ができるでしょう。
これが往復になると時間が2倍になるので、まとまった時間になるはずです。
目の前の勉強にしっかり集中すれば、周りにいるお客さんがいても気になりません。
座れないから勉強できないと思う人もいるかもしれませんが、思い込みです。
空席がなくて立たなければいけない状況なら、立ちながらできる勉強をすればいいことです。
本を読んだり暗記カードをめくったりすることなら、立ったままでもできます。
立ったままのほうが適度な緊張があるため、勉強効率が高まるメリットもあります。
満員電車で両手がふさがっているなら、オーディオブックで勉強するすればいいのです。
耳から学ぶことも立派な勉強です。
いざとなれば、自分の声を吹き込んだオリジナル音声で耳勉強をするのもありです。
勉強のチャンスは、日頃利用しているバスや電車にあります。
バスや電車を「勉強部屋」と考える人が合格するのです。