あなたは世界で唯一の存在です。
個性も魅力も性格も、独自であり特別でしょう。
世界のどこを探しても、完全にあなたと同じ人はいません。
たとえ一卵性双生児であっても、生まれてからの環境で違いが出てきます。
じっくり自分と向き合った結果、やるべきことや生きる道筋が見えてきました。
「こんな仕事をしたい」「こんな生き方を実現したい」とわかりました。
ところが、あなたにぴったりの仕事や生き方は、すでにあるとは限りません。
まだ世の中に存在していないことがあります。
前例のない取り組みかもしれません。
まだ存在していない職業かもしれません。
独特で個性的な生き方かもしれません。
進みたい方向に道があるとは限りません。
進みたい方向はわかったものの、そもそも未開拓の領域であり、道がない状況でした。
「こういうことをしたい」と思いつつも、まだ誰も着手していなくて、実績のない状況があります。
そんなとき「道がないから無理だね」と諦めないでください。
がっかりするのではなく、むしろガッツポーズで喜んでください。
あなたは今「開拓者」「第一人者」という2つの称号を同時獲得するチャンスに恵まれたからです。
道がないくらいで諦めないでください。
道がなければ、道を作りましょう。
邪魔な石があれば、横にどけます。
草が生い茂っているなら、刈り取ります。
地面がでこぼこしているなら、通りやすいように整えます。
進めるように環境を整えていけば、そこに道ができます。
「道がなければ道を作る」という発想で人生を生きてください。
あなたが最初に道を作るということは「開拓者になる」ということです。
つまり、最初に新しい領域を切り開いた人であり、世界最初の1人目ということです。
これだけでも素晴らしいことですが、もうひとつ素晴らしいことがあります。
あなたが作った道に続く人がいたとしても、あなたが一番乗りなので最も詳しく熟練しているでしょう。
つまり、その道の第一人者になる可能性も高いということです。
「開拓者」「第一人者」の2つの称号を同時獲得するチャンスと思えば、いかに素晴らしいことか理解できるはずです。
パイオニア精神とチャレンジ精神を持って、新しい道を切り開いてください。
大変なチャレンジですが、それだけの価値はあります。
そこには多くの困難が待ち受けているでしょうが、どうか勇気を出して突き進んでください。
あなたが最初の1人目なので並々ならぬ努力が必要ですが、それだけの価値はあります。
やりたいことがあってまだ誰もやっていないことでも、それが自分にとって正しい道なら、勇気を出して道を作ってください。
そこに自分の道・自分らしい生き方が存在するなら貫くのみです。
外野のうるさい声は振り切ってください。
「くだらない」「非常識だ」「どうせ無理」と批判されても、自分の意志を貫き通しましょう。
「見たことも聞いたこともない」というのは、逆に言うと最高のチャンスです。
「開拓者」と「第一人者」という2つの称号を同時獲得するチャンスですから、逃さずしっかりものにしましょう。
「開拓者であり第一人者の○○さんです」とメディアから取材されているところをイメージしてください。
それは現実になる可能性があります。
その道を最初に作った人として、あなたの名が歴史に刻まれます。