「私を幸せにしてほしい」
「幸せにしてくれる人はどこにいるのだろう」
「どこかに私を幸せにしてくれる人はいないだろうか」
幸せにしてくれる人を探していませんか
癒してくれる人。
パワーをくれる人。
おごってくれる人。
尽くしてくれる人。
わがままを聞いてくれる人。
結婚相手というくらいです。
自分を幸せにしてくれる人を探そうとすることが多いのではないでしょうか。
しかし、ここに落とし穴があります。
幸せにしてほしい気持ちは、大きくなるにつれて自己中心的になります。
自己中心的な感情は、心の中で思っているだけであっても、態度や言葉遣いから表に出ます。
出会った相手は「私のために尽くしなさい」と言われているように感じ、警戒して後ずさりするでしょう。
「奴隷になれ」と言っているようなもの。
誰でも奴隷にはなりたくありません。
そんな都合のいい話はありません。
一方的に尽くさなければいけなくなり、関係に偏りが生まれます。
夫婦関係とは運命共同体であり、お互いの協力が欠かせません。
「この人とは建設的な関係を築けない。明るい未来を築けない」
そう直感した相手は逃げるように去って行くのです。
自分を幸せにしてくれる人を探すのはやめましょう。
幸せにしてほしい気持ちも大切ですが、もっと大切にしたい気持ちがあります。
「幸せにしたい気持ち」なのです。
「この人を幸せにしたい」
そう思う人こそ将来の結婚相手です。
結婚相手と出会うために大切なのは「ギブ&ギブの精神」です。
むやみに尽くす意味ではありません。
「見返りは求めず、相手のためにできることをする」ということです。
大切なのは「幸せにしたい」という純粋な気持ちです。
結婚相手とは一生の関係です。
一生関係を続けるためには、相手を思う気持ちが欠かせません。
あなたが相手を幸せにしようとすると、相手もその期待に応えてくれます。
良好な関係が結ばれ、関係が長続きします。
結婚生活は、困難の連続でもあります。
幸せにしたいと思うからこそ底力が湧いてきて、難しい困難を乗り越えていけます。
2人で「運命共同体」としての仕事をまっとうできます。
相手のためにすることは、自分のためにもなります。
「あなたが幸せにしたい人は誰か」ということです。
幸せにしたい気持ちがあれば、鑑識眼が養われます。
幸せにしたいかどうかで考えると、結婚相手としてふさわしい相手か直感的にわかります。