別れ方があっけないと拍子抜けします。
別れを切り出したところ、引き止められることもなく、あっさり別れることができてしまった。
普通は、付き合いの期間が長くなるにつれて、別れるにも時間がかかります。
にもかかわらず、別れ話を切り出して、あっけなく別れることができてしまうと、妙なむなしさがあるでしょう。
「もっと引き止めてくれてもよかったのに」
「最後くらい大人らしい対応はできなかったのか」
「演技でもいいから、嫌がるそぶりくらいしてほしかった」
嬉しいような悲しいような気分になり、もやもやした気持ちになるでしょう。
そっけない態度をした相手にも腹が立ってくることもあります。
しかし、別れがあっけなくていらいらしても気にしないことです。
結局のところ、その程度しか思われていなかったということ。
スムーズな別れのために費やした時間や労力が惜しいところですが、いらいらしていても、余計な無駄な生まれるだけ。
むやみに別れ方のことは振り返らないのが得策です。
むしろ大きな問題もなく別れられたことに、安心と感謝をしてもいいでしょう。
「泥沼に発展しなくてよかった」と、自分を納得させます。
別れ方があっけなくても気にしない。
いらいらしてもこらえる。
さっと気持ちを切り替え、自分のやるべきことに集中しましょう。
過去にとらわれず、前向きな切り替えができる人は、大人です。
次の仕事に集中すれば、過去の別れ方はすぐ忘れられます。