別れ話では、無言の時間を大切にしましょう。
別れ話で話し合っている途中、相手が無言になることがあります。
ただ沈黙の時間が過ぎるばかり。
相手はうつむいたままで、何も話さない。
無駄な時間が過ぎているように思えますが、違います。
相手が無言になっているからとはいえ、ぼうっとしているわけではありません。
無言になっているときは、考えている時間です。
黙ったままであっても、相手は必死で考えや気持ちを整理している最中です。
無言になったとき「なかなか話が前に進まない」と思って一方的に話し続けると、相手を余計に混乱させます。
重大な話ですから、話の整理や理解に時間がかかって当然です。
相手が無言になったときは、あなたも無言になりましょう。
1分でも2分でも待ちます。
無言の時間を大切にすることです。
相手の考えや気持ちが整理するのを、根気よく待ちます。
しばらくして考えや気持ちに一定の整理がつくと、何か話し始めます。
話し合いのペースは遅くなりますが、相手の理解を促す大切な時間です。
無言であっても、話し合いはきちんと前に進んでいます。
自分のペースより相手のペースを大事にしたほうが、別れ話はスムーズに進みます。