「希望の就職先が見つからなかった」
「就職活動をしても、1つも内定がもらえなかった」
そんなときに頭をよぎるのが、就職浪人です。
全力を尽くしたものの、卒業年度内に希望の就職先が決まらない場合があるのも、事実です。
まず大切なことは、できるだけ就職浪人は避けるべきです。
浪人は、お金も時間も大きく消費します。
親を含めてよく話し合い、慎重に判断する必要があります。
それでも挑戦したい気持ちがあるなら、考えられる進路は4つあります。
最も就職に有利と言われるのが、留年です。
わざと大学を留年して、翌年度の就職に控えます。
留年する1年間で、知識・技術・資格などを磨けば、次回の就職がうまくいく可能性も高くなるでしょう。
留年して卒業する場合、新卒の扱いになるため、有利に働くはずです。
最大のネックは、学費です。
学費の負担は大きいため、どう工面するかが課題になります。
大学院への進学は、慎重な判断が必要です。
一般企業への就職の場合、大学院は不利になる傾向があります。
専門知識がありすぎると、企業としては「扱いにくい」と判断する場合があります。
学費も大きな負担になるはずです。
ただし、研究職など、専門性が必要な仕事なら、やはり大学卒より大学院卒のほうが有利です。
大学院への進学は、自分がしたい仕事に必要であるかを慎重に考えたうえで、判断しましょう。
アルバイトによってお金を稼ぎながら、実績を積みます。
アルバイトと並行しながら、必要な資格も取得すれば、強力なアピールになるでしょう。
実務経験や資格などが認められれば、第2新卒や中途採用を募集する企業に転職できる可能性があります。
第1希望でなくても、ひとまず入社して実務経験を積みます。
企業の仕事をしながら、資格なども取得します。
実務経験や資格などが認められれば、第2新卒や中途採用を募集する企業に転職できる可能性があります。