執筆者:水口貴博

ニートの就職活動を支援する30の言葉

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不採用に、いちいち腹を立てない。次に行こう。

不採用に、いちいち腹を立てない。次に行こう。 | ニートの就職活動を支援する30の言葉

ニートに対する世間の風当たりは、一般的にあまりよくありません。

就職活動でも、実感することがあるでしょう。

「電話対応で『ニート』と言ったとたん、態度が急変して断られた」

「採用担当者の見下すような態度に、いらいらした」

「今まで仕事をしなかった理由をしつこく聞かれて、不愉快だった」

ニートという単語を使わなくても、ニートだとわかった瞬間、採用担当者の態度が急変することがあります。

やはり、仕事をしていない空白期間があると、採用担当者は不安を感じる現実があります。

採用担当者の急変ぶりに腹が立ちそうになりますが、そこが正念場です。

いちいち腹を立てないことです。

腹を立てると、余計なエネルギーを消耗します。

冷静を取り戻すまでに時間がかかり、余分な体力や時間を消耗するのです。

腹を立てると、別の面接を受けるとき、採用担当者への不信感が顔や態度に出てしまいます。

余計に面接に落とされるという悪循環になります。

「ニートは風当たりが悪いから仕方ない」と思い、あまり深く考えないことです。

腹を立てる前に、次にいきましょう。

「不採用で当然。深く考えず、次にいこう」と考えるくらいでちょうどいいのです。

不採用で腹が立ちそうになれば、次の就職活動に向かいましょう。

腹を立てる時間を、自分に与えません。

腹を立てることも忘れるくらい、忙しく就職活動していれば、いずれ見つかります。

ニートの就職活動を支援する言葉(27)
  • 不採用に、腹を立てないようにする。
「ニートから脱出した」という武勇伝は、元ニートしか話せない。

ニートの就職活動を支援する30の言葉

  1. 一瞬でも「就職してみようかな」と思うのは、意欲がある証拠。
  2. 他人の不幸を笑う時間を、就職活動に回す。
    建設的な時間になるだろう。
  3. ベッドの上は、ニートにとって、危険がいっぱい。
  4. いきなり高みを目指さない。
    できる範囲から活動しよう。
  5. 最初からスタートダッシュを期待するのは、ナンセンス。
  6. 就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。
  7. 世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんある。
  8. 最初の1社が受け終われば、就職活動の半分は終わったと思っていい。
  9. うまくいかなくてもいい。
    よくないのは、何も行動しないこと。
  10. ニートから脱出できた体験談に難癖をつけるから、いつまでも脱出できない。
  11. 給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。
  12. 仕事の意味は、仕事をしながら考えればいい。
  13. 迷惑をかけるつもりにならないと、ニートから脱出できない。
  14. 就職活動は期限を設けたほうが、張りが出る。
  15. 「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。
  16. 「厳しい」と考えると、気力を奪う。
    「楽しい」と考えると、気力が湧く。
  17. すべて自分の責任にしない。
    すべて相手の責任にしない。
  18. ニートも社会人も、実情は、同じことの繰り返し。
  19. ニートでも、懸命に就職活動する姿は、かっこいい。
  20. 就職難と言われる時代でも、常に募集のある仕事。
  21. やる気が出ないのは、やりたいことではないから。
  22. 勢いが出れば、もっと勢いが出るように心がけよう。
  23. 人と会うのが苦手なら、人と会わなくていい仕事をすればいい。
  24. 面接で、ニートの空白期間を聞かれたときの答え方。
  25. 不採用の通知を受け取るのも、1つの前進。
  26. 空白期間が理由で面接に落とされたなら、喜んでいい。
  27. 不採用に、いちいち腹を立てない。
    次に行こう。
  28. 「ニートから脱出した」という武勇伝は、元ニートしか話せない。
  29. 週に1日でも仕事をすれば、ニートから卒業になる。
  30. ニートの就職に、手遅れはあるのか。

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