執筆者:水口貴博

ニートの就職活動を支援する30の言葉

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給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。

給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。 | ニートの就職活動を支援する30の言葉

「ご職業は?」

そう聞かれたとき「無職です」「ニートです」と答えるのは、恥ずかしい気持ちがあります。

社会活動に参加せず、親の援助だけに頼って生きているのは、成人でも、子どものように感じます。

堂々とできない自分がいます。

「社会の役に立っていない」と言われても、言い返せません。

言い返せないのが、また情けなく感じてしまいます。

生まれてしまったから、仕方なく生きているだけの毎日のような気がしてくるのです。

職業を答えられる素晴らしさに、気づくことです。

職業が言えるのは、きちんと社会に出て、社会活動に参加している証拠です。

生活は苦しくても、社会人として胸を張れます。

「少ない給料で切り詰めている」と弱音を吐いても「節約を頑張っていますね」と褒められるかもしれません。

少ない給料は、哀れに思われることはあっても、けなす人はいません。

少ない給料でも、人の役に立っているなら、立派な社会貢献です。

社会に出て働いている人は、すべて素晴らしい。

親の援助だけを頼りに生きているよりは、よほど健全です。

だから、仕事をするのです。

職業をきちんと言えるようにするためです。

人と社会の役に立つためです。

給料が少なくてもいいのです。

生活は苦しいかもしれませんが、堂々と生きられます。

やましい気持ちがないのは、気持ちがいいことです。

自活できていれば、立派な社会人なのです。

ニートの就職活動を支援する言葉(11)
  • 職業が答えられる素晴らしさに、気づく。
仕事の意味は、仕事をしながら考えればいい。

ニートの就職活動を支援する30の言葉

  1. 一瞬でも「就職してみようかな」と思うのは、意欲がある証拠。
  2. 他人の不幸を笑う時間を、就職活動に回す。
    建設的な時間になるだろう。
  3. ベッドの上は、ニートにとって、危険がいっぱい。
  4. いきなり高みを目指さない。
    できる範囲から活動しよう。
  5. 最初からスタートダッシュを期待するのは、ナンセンス。
  6. 就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。
  7. 世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんある。
  8. 最初の1社が受け終われば、就職活動の半分は終わったと思っていい。
  9. うまくいかなくてもいい。
    よくないのは、何も行動しないこと。
  10. ニートから脱出できた体験談に難癖をつけるから、いつまでも脱出できない。
  11. 給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。
  12. 仕事の意味は、仕事をしながら考えればいい。
  13. 迷惑をかけるつもりにならないと、ニートから脱出できない。
  14. 就職活動は期限を設けたほうが、張りが出る。
  15. 「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。
  16. 「厳しい」と考えると、気力を奪う。
    「楽しい」と考えると、気力が湧く。
  17. すべて自分の責任にしない。
    すべて相手の責任にしない。
  18. ニートも社会人も、実情は、同じことの繰り返し。
  19. ニートでも、懸命に就職活動する姿は、かっこいい。
  20. 就職難と言われる時代でも、常に募集のある仕事。
  21. やる気が出ないのは、やりたいことではないから。
  22. 勢いが出れば、もっと勢いが出るように心がけよう。
  23. 人と会うのが苦手なら、人と会わなくていい仕事をすればいい。
  24. 面接で、ニートの空白期間を聞かれたときの答え方。
  25. 不採用の通知を受け取るのも、1つの前進。
  26. 空白期間が理由で面接に落とされたなら、喜んでいい。
  27. 不採用に、いちいち腹を立てない。
    次に行こう。
  28. 「ニートから脱出した」という武勇伝は、元ニートしか話せない。
  29. 週に1日でも仕事をすれば、ニートから卒業になる。
  30. ニートの就職に、手遅れはあるのか。

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