執筆者:水口貴博

ニートの就職活動を支援する30の言葉

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「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。

「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。 | ニートの就職活動を支援する30の言葉

夢を諦める人の大半は、誤った思い込みです。

「1番でなければ仕事ができない」という思い込みです。

たとえば、数学の好きな人がいるとします。

数学が好きなら、数学関連の仕事をするのがいいでしょう。

学校の数学教師や、数学の塾講師などがふさわしいかもしれません。

好きな仕事をすれば、楽しく仕事ができるでしょう。

楽しいうえにお金までもらえるのですから、最高です。

しかし、こう考える人がいます。

「自分にはふさわしくない。自分より数学ができる人は大勢いる。上には上がいる」

そう言って、夢を諦めます。

好きなことを諦めて、嫌いな仕事でもいいから、お金や安定を基準にした仕事を選ぼうとするのです。

そこがおかしいのです。

「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込みです。

1番でなくても、仕事はできます。

学校の数学教師は、世界一、数学に詳しい人である必要はありません。

たしかに優秀であるほうがベターですが、1番である必要はありません。

相手より優秀ならいいのです。

相手より優秀なら、教える立場として、立派に仕事が成立します。

たとえ中学生でも、小学生に対して先生になることができるのです。

IT関連の仕事もそうです。

芸術関連の仕事もそうです。

どの分野でもそうです。

「1番でなければ仕事ができない」という意識を捨てることです。

ニートでも、得意な分野が1つあればいいのです。

相手より優秀なら、立派に仕事が成立するのです。

ニートの就職活動を支援する言葉(15)
  • 「1番でなければ仕事ができない」という思い込みは、捨てる。
「厳しい」と考えると、気力を奪う。
「楽しい」と考えると、気力が湧く。

ニートの就職活動を支援する30の言葉

  1. 一瞬でも「就職してみようかな」と思うのは、意欲がある証拠。
  2. 他人の不幸を笑う時間を、就職活動に回す。
    建設的な時間になるだろう。
  3. ベッドの上は、ニートにとって、危険がいっぱい。
  4. いきなり高みを目指さない。
    できる範囲から活動しよう。
  5. 最初からスタートダッシュを期待するのは、ナンセンス。
  6. 就職の準備は、自分の部屋でしないほうがいい。
  7. 世の中には、ニートを必要としている会社がたくさんある。
  8. 最初の1社が受け終われば、就職活動の半分は終わったと思っていい。
  9. うまくいかなくてもいい。
    よくないのは、何も行動しないこと。
  10. ニートから脱出できた体験談に難癖をつけるから、いつまでも脱出できない。
  11. 給料が少なくても、自活できていれば、立派な社会人。
  12. 仕事の意味は、仕事をしながら考えればいい。
  13. 迷惑をかけるつもりにならないと、ニートから脱出できない。
  14. 就職活動は期限を設けたほうが、張りが出る。
  15. 「1番でなければ仕事ができない」というのは、思い込み。
  16. 「厳しい」と考えると、気力を奪う。
    「楽しい」と考えると、気力が湧く。
  17. すべて自分の責任にしない。
    すべて相手の責任にしない。
  18. ニートも社会人も、実情は、同じことの繰り返し。
  19. ニートでも、懸命に就職活動する姿は、かっこいい。
  20. 就職難と言われる時代でも、常に募集のある仕事。
  21. やる気が出ないのは、やりたいことではないから。
  22. 勢いが出れば、もっと勢いが出るように心がけよう。
  23. 人と会うのが苦手なら、人と会わなくていい仕事をすればいい。
  24. 面接で、ニートの空白期間を聞かれたときの答え方。
  25. 不採用の通知を受け取るのも、1つの前進。
  26. 空白期間が理由で面接に落とされたなら、喜んでいい。
  27. 不採用に、いちいち腹を立てない。
    次に行こう。
  28. 「ニートから脱出した」という武勇伝は、元ニートしか話せない。
  29. 週に1日でも仕事をすれば、ニートから卒業になる。
  30. ニートの就職に、手遅れはあるのか。

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