執筆者:水口貴博

会話をもっと豊かにする30の方法

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いらいらしているときは、無理に会話をしない。

いらいらしているときは、無理に会話をしない。 | 会話をもっと豊かにする30の方法

悲しいときには、友人と話をするのが一番です。

話をしているうちに、悲しみが紛れて、元気が出てくるでしょう。

落ち込んでいるときも、友人と話をするのが一番です。

たわいもない話をしているうちに、ささいなことで悩んでいたことに気づくでしょう。

友人との会話によって、元気づけられたり勇気づけられたりします。

困ったときに友人と会話すれば、すべてがうまくいくように思えますが、一つだけ例外があります。

いらいらしているときです。

いらいらしているときだけは、無理に友人と会話をしないほうが賢明です。

自分らしくない発言や行動をしやすくなるからです。

「人と話をしていれば、そのうちいらいらが収まるかな」と思いますが、逆効果です。

いらいらしているときは、自分をうまくコントロールできません。

言いすぎてしまったり、冷たい態度を出しやすくなったりします。

また、相手からの言葉も、素直に受け止めにくいものです。

これは仕方ない。

自制心を失っているのですから、自分で自分をうまくコントロールできません。

いらいらした気分で接していると、相手もいらいらさせてしまうでしょう。

八つ当たりされるのは、友人もいい迷惑です。

いらいらしているとき、無理に人と接していると、何らかのトラブルが生まれ、貴重な友人を失ってしまうかもしれません。

だから、いらいらしているときだけは、あえて一人でいるほうがいい。

気持ちが落ち着くまで、しばらく待ちましょう。

荒ぶる気持ちは、時間が解決してくれます。

落ち着いてから友人に話しかけるようにするのが、正解です。

会話をもっと豊かにする方法(24)
  • いらいらしているときには、落ち着くまで一人でいる。
「お忙しいところ失礼します」は、話しかけるときの決まり文句。

会話をもっと豊かにする30の方法

  1. 会話全体の雰囲気を決めるのは、第一声。
  2. 相手の自慢話に不快になるようでは、器が小さい。
  3. 得をする話だけ反応する自分になっていないか。
  4. 役立たない話にほほえむ人の周りに、人が集まる。
  5. 「おすすめはありますか」という一言が、あなたの生活を豊かにする。
  6. 環境の変化が伴う相談は、反対されるのが定番。
  7. 会話がうまくなるコツは、相手の立場を考えること。
  8. 会話は「半分伝わればいい」と考える。
  9. きちんと相手の目を見ながら「ありがとう」を言っていますか。
  10. 用事があるときだけ話しかける姿勢は、実は危険。
  11. 営業の電話に引っかかる本当の原因は、見栄。
  12. あらゆる会話の中で最も重要なキーワードは、相手の名前。
  13. わかっている話をされても「わかっている」と言わない。
  14. 「私は運が悪い」と考えるから、運が悪くなる。
  15. お礼を言い忘れたら、追いかけても、言う。
  16. 友人の髪型が急に変わっていたとき、どう声をかけるか。
  17. 弱点を突かれたら、にっこりするのがマナー。
  18. 言葉とは、包丁のようなもの。
    喜ばせることもできるが、傷つけることもできる。
  19. 「言いすぎた」と考えられる人は、必ず言葉遣いがうまくなる。
  20. 話の先が予想できても、話を遮らない。
  21. 「縁を感じますね」と言っていますか。
  22. いい話だから、メモをするのではない。
    メモをするから、いい話が聞ける。
  23. 「楽しい話をしなければいけない」と考える必要はない。
    よい印象は、平凡な会話で十分伝わる。
  24. いらいらしているときは、無理に会話をしない。
  25. 「お忙しいところ失礼します」は、話しかけるときの決まり文句。
  26. 「今日は何の日」と聞かれたときの返事。
  27. 楽しませてもらうより、楽しませるほうが、楽しい。
  28. デリケートな話題で返事に困ったとき。
  29. 価値観の違う人がいないと、見識は広くならない。
  30. 「嫌いな人」を「苦手な人」と言い換えるだけで、人間関係はよくなる。

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