会話をしていると、相手から自分の弱点を突かれることがあります。
暗い過去の話、大きな失敗の話などです。
誰でも、聞かれたくない話題はありますし、負の過去があるものです。
弱点を突かれたとき、どんな態度をするかです。
弱点を突かれると、普通は焦ったり不愉快になったりします。
しかし、弱点を突かれたくらいで態度を急変させるようでは、子どもです。
深刻な表情をすると、相手も「しまった」と思い、会話の雰囲気が一瞬で凍りつきます。
一度険悪な雰囲気になると、元に戻るまでに時間もかかります。
弱点を突かれて、落ち込むのではありません。
怒るのでもありません。
否定するのでもありません。
にっこりするのです。
「痛いところを突かれたな」「ひどいな」「やめてくださいよ」と、にこにこしながら言います。
たとえ不愉快だったとしても、不愉快の表情は出しません。
「自分は気にしていない」と言わんばかりに、さりげなく受け流しましょう。
会話の流れを止めないことが大切です。
弱点を突かれたら、にっこりするのがマナーです。
弱点が弱点ではなくなります。