友人に話しかけるのに、用事が必要だと思っていませんか。
もちろん用事があれば、スムーズに話しかけやすくなるでしょう。
何かを教えてもらうために話しかければ、相手も返事がしやすいですから、自然に会話が始まります。
しかし、用事があるときだけ話しかける姿勢は、実は危険です。
用事がなくなれば、話しかけられなくなるからです。
つまり、用事がなくなったとき、縁が切れる人間関係になってしまいます。
用事があるかどうかが、人間関係の命綱になってしまいます。
よくないことですね。
では、用事もないときには、どう話しかければいいのでしょうか。
「今日、まだ話をしていないから」でいいのです。
まだ話をしていないから話しかけるのは、立派な口実です。
「そんな口実は変だ」と思う必要はありません。
「あなたと話がしたい。あなたに好意を持っている」というメッセージを、相手に伝えることができます。
積極的に話しかける姿勢から、自然と相手に伝わり、理解してくれます。
「今日、まだ話していないですね」と言えば「そうですね」と言われるでしょう。
「今日」というキーワードが少しくどいと感じるなら「今週」「今月」などに言い換えるといいでしょう。
後は自然に会話が続きます。