スキンケアのプロと言えば、手際のよい動きを連想します。
お風呂上がりにすぐ化粧品をつけ、すぐ美容液を塗ったかと思えば、さらに乳液を重ねる。
1分1秒を大切にして、無駄な動きがない。
手際よくこなす姿はかっこいいです。
熟練したプロのようですね。
しかし「手際よくつける」という意味は「急いでつける」という意味ではありません。
焦ると、仕上がりが粗くなります。
きちんと化粧品の結果を出したければ、ステップごとに、なじむのを待つことが大切です。
お風呂から上がれば、汗が引くまで待つ。
汗が引いたら、化粧水をつける。
化粧水が肌になじんだら、美容液をつける。
美容液が肌になじんだら、乳液をつける。
膜を1つずつ重ねるように、丁寧に塗りましょう。
一つ一つの成分が、じっくり肌に染み込むため、化粧品の効果を最大限に引き出すことができるようになります。
焦らずに、なじむのを待ってから進めましょう。