私の知り会いに「マスカラをつけない」という女性がいます。
なぜかと尋ねると、目を痛めやすいからだそうです。
たしかに目元の皮膚は薄くて繊細です。
マスカラの繊維がうっかり目に入ると、痛いです。
事情はわかりますが、まつげに手を加えないのは、もったいないことです。
もし時間に余裕があれば、まつげには一切手をつけず、アイラインやアイシャドーを入れてみましょう。
雰囲気は変わるものの、ぱっとしない印象になるでしょう。
まつげは、目の印象を決める中心です。
まつげがカールしていれば、目が大きく見え、明るくて生き生きした印象になります。
そうした大きな目があるからこそ、アイラインやアイシャドーの見栄えがよくなるのです。
アイラインやアイシャドーを美しく仕上げるなら、なおのこと、まつげのカールやマスカラは必要なのです。
マスカラに対して「つける・つけない」という2種類で考えていないでしょうか。
そこに、もう1つの選択肢を加えてください。
一部だけつけるマスカラです。
たとえば、目頭から目尻までのまつげにマスカラを塗るのではなく、目尻のまつげだけ、マスカラを塗ってみてはいかがでしょうか。
部分的なマスカラですが、不自然ではありません。
目尻だけのマスカラでも、ずいぶん印象が変わるものです。
目は1.5倍、大きくなります。
目尻だけなら、手間も少ない。
マスカラの量が少なくて、つける範囲も小さければ、目に与える影響も小さくなるはずです。
つける・つけないと2種類で考えるのではなく、部分的にできないか、試してみましょう。