執筆者:水口貴博

人生を変える「海外旅行」のすすめ

21

パスポートの出入国のスタンプは、勇気の証明。

パスポートの出入国のスタンプは、勇気の証明。 | 人生を変える「海外旅行」のすすめ

私は留学時代、バックパッカーに2人、出会ったことがあります。

1人は「ヒロユキ」という日本人男性です。

アトピー性皮膚炎で体全身が炎症でしたが、それにもめげず世界各国を旅していました。

「次はグアテマラに行ってみたいなあ」と言いながら、いつも背中をかいていました。

そのくらい旅が好きです。

もう1人は、すでに結婚して、子どももいる日本人女性でした。

旦那と子どもがいるのに、ほったらかしにして旅に出かけています。

「おいおい、それでいいのか」と思います。

冷たいのかと思っていると、財布にはきちんと旦那と子どもの写真が入っています。

自分とは、大きく異なる価値観を持っていることはたしかで、よく話をしていました。

ある日、2人のパスポートを見せてもらう機会がありました。

これがすごいです。

パスポートの査証欄に出入国スタンプがびっしり押されている。

もう押す場所がないので、査証欄を増補されている状態です。

これは入国審査の人も、まずスタンプを押す空白を探すのに苦労するはずです。

これはもはや、パスポートではありません。

証明書です。

スタンプがあるほど、海外を何でも経験した証拠になります。

それは勇気がないとできません。

パスポートの入国のスタンプは「あなたには勇気があります」という証拠にもなるのです。

人生を変える「海外旅行」のすすめ(21)
  • パスポートで、勇気を証明してもらう。
現地の人と「挨拶」だけでなく「会話」もする。

人生を変える「海外旅行」のすすめ

  1. さあ、世界に目を向けよう。
    海外旅行をすると、見識が一気に広がる。
  2. 昔に比べ、現代ほど海外旅行がしやすい時代はない。
  3. 学生時代こそ、海外旅行をするベストタイミング。
  4. 難しく考えない。
    「行きたい」と思ったときに行くのが一番。
  5. 海外旅行の第一関門は、親の説得。
  6. 学生なら、遊びも勉強として受け止めてもらいやすい。
  7. 海外旅行で敷居が低くなる方法。
  8. 外国人に見慣れること。
    これが見識を広める第一歩。
  9. 本場は、おいしくない?
  10. 自分が感じる「おいしい」という基準は、必ずしも世界共通とは限らない。
  11. 期待をしつつも、期待しすぎないほうがいい。
  12. 「余裕ができてから」と思えるのは、すでに余裕がある証拠。
  13. 海外の体験は、海外でしかできない。
  14. 批判は抜きにして「そういうものだ」と受け入れる。
  15. 本当に素晴らしい観光地は、1回ではとても見切れない。
  16. 観光地は「誰と行くか」でまったく変わる。
  17. 時間もお金もなくていい。
    先に航空券を購入する。
    すると、時間とお金は作られていく。
  18. 海外旅行へ行くと、母国を客観視でき、素晴らしさを再認識できるようになる。
  19. 未知の経験が、素晴らしい教養。
    教えられたわけでもなく「なるほど」とわかることがある。
  20. 余裕がないときこそ、海外旅行をする意味は大きい。
  21. パスポートの出入国のスタンプは、勇気の証明。
  22. 現地の人と「挨拶」だけでなく「会話」もする。
  23. 自分の限界を超えるのは、難しいようで簡単。
  24. 若いころに受けた刺激は、その人の土台を作り上げる。
  25. なぜ海外に行くと、恋に落ちやすくなるのか。
  26. すべてを知ったつもりになっているのは、新しい情報が入ってこないから。
  27. 夢中になって写真を撮るより、自分の目で見て、感動すること。
  28. 本当に感動させられるのは「鮮明な写真」より「色あせた記憶」である。
  29. 海外旅行によって「世界の人はすべて、同じ人間」という認識を深めることができる。
  30. 興味があるから行くのではなく、行くから興味が出てくる。

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