執筆者:水口貴博

ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

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見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する。

見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する。 | ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

操作するのが人間である以上、人間がわかりやすい手順書を作るべきです。

見間違いやすい文字を使った手順書なら、見間違いによるヒューマンエラーが発生して当然です。

たとえば「l」と「1」です。

前者はアルファベットの「l(エル)」であり、後者は数字の「1(いち)」です。

ぱっと見れば、そっくりな文字に見えますね。

人間にはそっくりな文字でも、コンピューターにはまったく別の文字として認識し、処理をします。

続いて「O」「0」「D」です。

さて、正確に見分けることができるでしょうか。

はじめのアルファベットは「O(オー)」。

次は数字の「0(ゼロ)」。

最後は、アルファベットの「D(ディー)」です。

特に「O(オー)」と「0(ゼロ)」を見分けるのは、難しいことです。

見間違いより、完全にどちらかわかりません。

最後に「,」「.」です。

前者は「,(カンマ)」。

後者は「.(ピリオド)」です。

少し距離を置いて、見てみましょう。

もはや、同じ点にしか見えなくなります。

さて、ここからが本題です。

見間違いやすい数字や記号の対策は、どうすればいいのでしょうか。

主な対策は、次の2つです。

  1. 使用しない
  1. ふりがなをつける

どちらがベターかといえば、やはり(1)の「使用しない」というのがベストです。

見間違いやすい記号や文字を使わなければ、見間違えることはありません。

しかし、仕事の状況に応じて、使用しなければいけない場合もあるでしょう。

そうしたときには(2)の「ふりがなをつける」という方法で、間違いを防止すればいいのです。

「O(オー)」や「0(ゼロ)」のように、文字の後にふりがなをつければ、見間違いを防げます。

ヒューマンエラーを防ぐ方法(6)
  • 見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する。
キスをすれば、ヒューマンエラーがなくなる?

ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

  1. ヒューマンエラーは、慣れたときに起こる。
  2. 頭で覚えているささいなことほど、チェックシートを使って確かめる。
  3. 車の助手席に座る人には、確認者としての仕事がある。
  4. 指さし確認・声だし確認を癖にする。
  5. 改善すべきは、人ではなく、プロセス。
  6. 見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する。
  7. キスをすれば、ヒューマンエラーがなくなる?
  8. 精度を求めた「ゆっくり」には、雑談がない。
  9. 集中しなくても、ミスをしないシステムを作る。
  10. きれい事を言う人が、一番きれいな行動をしなければならない。
  11. デジタルな作業を、わざわざ人間が行う必要はない。
  12. プロスポーツ選手は、ファンという監視の目に助けられている。
  13. ヒューマンエラーは「アナログ」で発生する。
  14. ミスをした人にペナルティーを与えない。
    反則した人にペナルティーを与える。
  15. 手順書・約束事は、ヒューマンエラー防止の第一歩。
  16. 他人のミスや失敗は、絶対、あなたのためになる。
  17. 恥ずかしさを捨てなければ、ヒューマンエラーを撲滅できない。
  18. わからないときには、質問する。
    わかったときには、言い換えた内容で質問をする。
  19. ヒヤリハットを見逃すな。
  20. 商用環境では、速度より精度を重視。
  21. 精度を追求する原則を守った結果、作業が速くなるのは問題ない。
  22. 例外を1つも作らない。
  23. そもそも作業をしなければ、ヒューマンエラーが起こることもない。
  24. 「問題が発生したときの方法」より「問題を発生させない方法」を考える。
  25. ヒューマンエラーは、省略したときに起こる。
  26. 疲れてから休憩ではない。
    疲れる前に休憩をする。
  27. 作業中は、電話を取らない。
  28. デスクの上に、不要な物を置かない。
  29. 短期記憶に頼らない。
  30. 「もし」で考える人ほど、未来が開ける。

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