執筆者:水口貴博

ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

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手順書・約束事は、ヒューマンエラー防止の第一歩。

手順書・約束事は、ヒューマンエラー防止の第一歩。 | ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

ヒューマンエラーを防止するために「手順書」と「約束事」は必須です。

手順書があれば活用し、なければ今すぐ作成します。

約束事があれば、それに従い、なければ今すぐ決めましょう。

人によって、考え方・性格・頭の回転の速さも違えば、作業の進め方も違います。

人によって作業の進め方に違いが出ると、出来上がる仕事の結果にもばらつきが多くなり、ヒューマンエラーにつながります。

作業の進め方を統一させるためにも、まず手順書を作り、約束事を決め、それらに沿って作業を進めるようにします。

もちろん作業を進める際にも「手順書の順守」と「約束事の死守」を徹底します。

1つの例外も許しません。

もし、手順書とは異なる手順で作業を進める場合には、作業前に責任者の許可を得てからにします。

そういう面倒な手順を踏むことで、ヒューマンエラーはなくなるのです。

ヒューマンエラーを防ぐ方法(15)
  • 手順書を作り、約束事を決める。
他人のミスや失敗は、絶対、あなたのためになる。

ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

  1. ヒューマンエラーは、慣れたときに起こる。
  2. 頭で覚えているささいなことほど、チェックシートを使って確かめる。
  3. 車の助手席に座る人には、確認者としての仕事がある。
  4. 指さし確認・声だし確認を癖にする。
  5. 改善すべきは、人ではなく、プロセス。
  6. 見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する。
  7. キスをすれば、ヒューマンエラーがなくなる?
  8. 精度を求めた「ゆっくり」には、雑談がない。
  9. 集中しなくても、ミスをしないシステムを作る。
  10. きれい事を言う人が、一番きれいな行動をしなければならない。
  11. デジタルな作業を、わざわざ人間が行う必要はない。
  12. プロスポーツ選手は、ファンという監視の目に助けられている。
  13. ヒューマンエラーは「アナログ」で発生する。
  14. ミスをした人にペナルティーを与えない。
    反則した人にペナルティーを与える。
  15. 手順書・約束事は、ヒューマンエラー防止の第一歩。
  16. 他人のミスや失敗は、絶対、あなたのためになる。
  17. 恥ずかしさを捨てなければ、ヒューマンエラーを撲滅できない。
  18. わからないときには、質問する。
    わかったときには、言い換えた内容で質問をする。
  19. ヒヤリハットを見逃すな。
  20. 商用環境では、速度より精度を重視。
  21. 精度を追求する原則を守った結果、作業が速くなるのは問題ない。
  22. 例外を1つも作らない。
  23. そもそも作業をしなければ、ヒューマンエラーが起こることもない。
  24. 「問題が発生したときの方法」より「問題を発生させない方法」を考える。
  25. ヒューマンエラーは、省略したときに起こる。
  26. 疲れてから休憩ではない。
    疲れる前に休憩をする。
  27. 作業中は、電話を取らない。
  28. デスクの上に、不要な物を置かない。
  29. 短期記憶に頼らない。
  30. 「もし」で考える人ほど、未来が開ける。

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