執筆者:水口貴博

ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

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精度を求めた「ゆっくり」には、雑談がない。

精度を求めた「ゆっくり」には、雑談がない。 | ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

「速度」より「精度」のほうが重要です。

間違いを防ぐためには、速度より、精度を優先します。

精度を優先すれば、当然、作業スピードは遅くなります。

「そうか。精度を上げるためにはゆっくりすればいいのか!」

ヒューマンエラーを防ぐために、何でもかんでもゆっくりすればいいと思っている人がいます。

そう思うのは、早合点です。

「ゆっくり」にも、次の2種類があります。

  1. だらだらした「ゆっくり」
  1. 精度を求めて集中した結果の「ゆっくり」

往々にして、ゆっくりすることを「だらだらすること」だと勘違いしている人がいます。

「ゆっくりやろう。雑談をしながらだらだらすればいい」

こういうのは、精度向上とはいいません。

悪い意味での「ゆっくり」です。

本来、精度を求めたゆっくりは、集中するはずです。

集中すれば雑談はなくなり、結果として精度も向上するはずです。

見分け方は「雑談があるかないか」で判断できます。

もちろん休憩時の雑談はいいのですが、作業時の雑談は、まったく不要です。

作業時に雑談をしているということは、作業以外のことを考えているということです。

今、目の前にある作業に集中していないということであり、ヒューマンエラーが発生しやすい状況なのです。

作業のときくらいは、雑談を控えて、集中することです。

ヒューマンエラーを防ぐ方法(8)
  • 作業中に雑談をするのは、やめる。
集中しなくても、ミスをしないシステムを作る。

ヒューマンエラーを防ぐ30の方法

  1. ヒューマンエラーは、慣れたときに起こる。
  2. 頭で覚えているささいなことほど、チェックシートを使って確かめる。
  3. 車の助手席に座る人には、確認者としての仕事がある。
  4. 指さし確認・声だし確認を癖にする。
  5. 改善すべきは、人ではなく、プロセス。
  6. 見間違いやすい数字や記号は「使わない」か「ふりがな」で対処する。
  7. キスをすれば、ヒューマンエラーがなくなる?
  8. 精度を求めた「ゆっくり」には、雑談がない。
  9. 集中しなくても、ミスをしないシステムを作る。
  10. きれい事を言う人が、一番きれいな行動をしなければならない。
  11. デジタルな作業を、わざわざ人間が行う必要はない。
  12. プロスポーツ選手は、ファンという監視の目に助けられている。
  13. ヒューマンエラーは「アナログ」で発生する。
  14. ミスをした人にペナルティーを与えない。
    反則した人にペナルティーを与える。
  15. 手順書・約束事は、ヒューマンエラー防止の第一歩。
  16. 他人のミスや失敗は、絶対、あなたのためになる。
  17. 恥ずかしさを捨てなければ、ヒューマンエラーを撲滅できない。
  18. わからないときには、質問する。
    わかったときには、言い換えた内容で質問をする。
  19. ヒヤリハットを見逃すな。
  20. 商用環境では、速度より精度を重視。
  21. 精度を追求する原則を守った結果、作業が速くなるのは問題ない。
  22. 例外を1つも作らない。
  23. そもそも作業をしなければ、ヒューマンエラーが起こることもない。
  24. 「問題が発生したときの方法」より「問題を発生させない方法」を考える。
  25. ヒューマンエラーは、省略したときに起こる。
  26. 疲れてから休憩ではない。
    疲れる前に休憩をする。
  27. 作業中は、電話を取らない。
  28. デスクの上に、不要な物を置かない。
  29. 短期記憶に頼らない。
  30. 「もし」で考える人ほど、未来が開ける。

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