執筆者:水口貴博

説得力を高める30の方法

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説得は、午前10時前にしよう。

説得は、午前10時前にしよう。 | 説得力を高める30の方法

私は仕事上、人を説得して、お願いをすることがあります。

もちろん私は説得をする立場なので、十分に相手に気を使って説得をしようと思います。

自分の経験から、午後になってお願いをすると、なかなか説得がしにくくなる法則を感じています。

午後になってから話しかけると、なかなか鋭い言い訳が返ってきます。

「今日はもう時間がないよ」

「そういうことは、もっと早く言ってくれ」

「忙しいから明日にしてほしい」

「疲れているから、また今度」

午後は、みんながそれぞれの仕事に打ち込んでいる最中です。

そんな忙しいときに、あらためて話をしようとすると、反感される場合が多いのです。

説得という反感されるであろう話なら、なおさらです。

そうしたとき、いつも気をつけているのが、午前10時までに話しかけるということです。

私の場合、説得はいつも午前10時前にするようにしています。

仕事は、たいてい9時から始まります。

みんながまだ本格的に仕事に入り込む前に話をしておくほうが、話が通りやすくなります。

会社に出社して「さあ、仕事を頑張るぞ」という気分になっている時間帯に、お願いをしておくと、受け入れやすくなるのです。

説得力を高める方法(27)
  • 説得は、午前10時前までにする。
人の数が説得力に変わる。

説得力を高める30の方法

  1. 説得力があると、話を聞いてもらえるようになる。
  2. 話の面白さは、話す内容より話し方。
  3. 「事実だけを述べる話し方」より「イメージのできる話し方」。
  4. 体験談は、何でも面白い。
  5. 表情は、言葉より語る。
  6. わかりやすい例を挙げると、説得力が増す。
  7. 相手の話を3度受け入れてから、Butで反論。
  8. 相手の心に突き刺さる話し方のほうが、メッセージ性は高くなる。
  9. 説得力のある言葉は、短い。
  10. 説得力のある人は、経験が豊富な人。
  11. 納得させるために、わかりやすい例を出そう。
  12. あらゆる話に、善も悪もない。
    説得しだいの話である。
  13. 比べると、説得力が生まれる。
  14. 逃げ道があると、逃げたくなくなるのが人間。
  15. 精神論で語らない。
    方法論で説得する。
  16. 「ここだけ」「今だけ」限定を設けると説得できる。
  17. 相手を認める表現を使うと、説得ができる。
  18. 褒められて、悪い気分になる人はいない。
  19. 相手のところへ出向くと、お願いも通りやすくなる。
  20. 説得するときの服装は、重要。
  21. 丁寧な言葉を使う人のお願いを、聞きたくなる。
  22. 「あなたじゃないといけない!」
  23. お世話をする側に立つから、お世話をされるようになる。
  24. 元気という燃料で、今日も明るく突っ走る。
  25. 説得させるために、まず自分が元気であるところを見てもらおう。
  26. 大事な話・お願い・説得ほど、直接会うのがベター。
  27. 説得は、午前10時前にしよう。
  28. 人の数が説得力に変わる。
  29. 相手の目を見ないと、説得ができない。
  30. 「見つめる」「にらむ」「凝視」は、敵対のサイン。

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