執筆者:水口貴博

運命を変える30の方法

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ハイリスク・ハイリターンをギャンブルという。ローリスク・ハイリターンを成功という。

ハイリスク・ハイリターンをギャンブルという。ローリスク・ハイリターンを成功という。 | 運命を変える30の方法

失敗する人のパターンは、いつも「ハイリスク・ハイリターン」です。

リスクの大きいことをして、大きなことを得ようとします。

元手がかかることをして、高い利益を得ようとします。

「ハイリターン」というのはいいのですが、元手がかかるというところが問題です。

うまくいけばいいのですが、うまくいかなかったときは大変です。

金銭的なダメージのみならず、かかった時間まで捨てることになります。

これを「ギャンブル」といいます。

ギャンブルは「ハイリスク・ハイリターン」です。

「何も考えずにハイリスクに挑戦することがかっこいい」と思っています。

宣伝する人も「大きな賭けをする人は、人としてかっこいい」という甘い言葉で、人を誘います。

引っかかった人が、ハイリスクの勝負をして、大きな失敗をしてしまいます。

たしかに勝負をするべき場面は、人生ではあるものです。

しかし、本当に大切な場面に限った話です。

いつも「ハイリスク・ハイリターン」では、得られることより失うことのほうが多くなるのは、冷静になればわかることです。

成功する人は、少し違います。

「ローリスク・ハイリターン」を心がけます。

経営のうまい社長は、元手がかからず利益率の高い仕事をします。

元手がかからなければ、それだけ始めやすく、もし失敗しても取り返しがつきます。

たとえば、リサイクルショップを経営する会社では、いらなくなった物品を買い取るのではなく、ごみ箱から拾ってきます。

ごみ箱に落ちているものを拾うなら、元手は一切かかりません。

それをきれいに磨いて店頭に出し、見事に売れれば、無から有を生み出したことになります。

元手がかからず、利益率が高いのです。

出ていくお金を少なくして、入ってくるお金を増やしていく人が、お金持ちになれる人です。

運命を変える方法(26)
  • ローリスク・ハイリターンを、心がける。
一生懸命を忘れている人は、運があっても生かせない。

運命を変える30の方法

  1. 変えられないのは宿命。
    運命は、いくらでも変えられる。
  2. するべきことは、宿命を土台にして、運命を築き上げていくこと。
  3. 人生とは彫刻である。
    削り方が一番大切。
  4. 運を大切にする生き方が、運命へと変わる。
  5. 従来の成功哲学は、そもそも成功できない哲学だった。
  6. 自分らしく生きることそのものが、成功なのだ。
  7. アクセルとブレーキを、一緒に踏んでいませんか。
  8. 行動する理由より、行動しない理由ばかり探していませんか。
  9. 「生きていてよかった」そう思える瞬間を積み上げること。
  10. 学生時代は、先生が宿題を与える。
    社会人になれば、人生が宿題を与える。
  11. 運命を変えるとは、人と出会うこと。
  12. 受け止め方がプラスになっていれば、おみくじの結果は関係ない。
  13. 白はすべての光の集合体。
    人の基本は「光の三原色」にあり。
  14. 運命を変えるとは、脱線すること。
  15. 今の友人を大切にするから、新しい出会いが生まれる。
  16. 人生を変えようと思ったら、まず今を変えること。
    人生は、今の連続だ。
  17. 新しい服を買うとき、友人のセンスに任せて、選んでもらおう。
  18. 価値観の変化は、成長ができている証拠。
  19. 破壊こそ、創造だ!
  20. 笑顔は光。
    光は闇を一瞬で消す。
  21. 作る人も見る人も、喜ぶことをすればいい。
  22. そりが合わない人と仲良くなろう。
  23. 他人の心より、自分の心をうかがおう。
  24. 感動が、運命を変える。
  25. 「人」の原点は「頼る、頼られる関係」にあり。
  26. ハイリスク・ハイリターンをギャンブルという。
    ローリスク・ハイリターンを成功という。
  27. 一生懸命を忘れている人は、運があっても生かせない。
  28. ライバルは、敵ではなく、パートナーと考えよう。
  29. マニュアルどおりに動く人は、ロボットになってしまう。
  30. 夢中に何かに取り組んでいる人は、ほかの人の心も熱くさせる。

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