執筆者:水口貴博

人生を豊かにする30の習慣

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継続する学習こそが、成長の王道である。

継続する学習こそが、成長の王道である。 | 人生を豊かにする30の習慣

間に合わせの手段でその場しのぎをしていると、本人の身になかなかつきません。

一時的な手段は、体に染み付いている成長ではありません。

その場しのぎは、やはりその場しのぎでしかなく、成長していることにはなっていません。

語学の勉強をするときに、その場しのぎで乗り切ろうとする人は、本当の実力はいつまで経っても身につきません。

「明日は英語のテストだ。よし! 今日は徹夜だ」と言って、一夜漬けで何とかしようとする人がいます。

一晩かけて集中して勉強をすれば、ささいなテストなら、乗り切れることがほとんどです。

しかし、本人が本当に英語を身につけることができたかというと、はなはだ疑問です。

テストが終われば、一瞬の花火のように、美しさがすぐ消えます。

一瞬できたように思えても、すぐ消えてなくなってしまうのです。

一夜漬けは、花火です。

素晴らしさは、一瞬しか見られません。

すぐ消えてなくなってしまうのです。

一夜漬けにより、その場しのぎで乗り切った人の成長は、大変乏しい。

本当の成長は、長期的なこつこつした努力が必要なのです。

時間がかかり、苦労も必要です。

回りくどくて、面倒。

しかし、一度身につければ、なかなか忘れないものです。

海外留学をしている日本人が、日本語を使わない環境に長くいても、日本語を忘れないことと同じです。

日本語は幼いころから苦労をして身につけた言葉ですから、体が覚え、なかなか忘れないのです。

アメリカ人が日本に留学をして、3カ月が経ったから、英語を忘れましたということはありません。

アメリカ人にとっても、英語は幼いころから苦労をして身につけた言語ですから、体で覚えているのです。

勉強の王道は、大量の経験しかありません。

こつこつした継続的な学習です。

頭より、体が覚えるものなのです。

徹夜のような間に合わせの手段では、一時的には効果がありますが、すぐ忘れます。

それは、本当に勉強したとは言えないのです。

人生を豊かにする習慣(9)
  • こつこつした継続的な学習をする。
忙しいと言う人は、本当に忙しい人ではない。
面倒くさいやりとりから逃げているだけである。

人生を豊かにする30の習慣

  1. 人生とは、大きなピラミッド。
    「行動」という小さな石(意志)から成り立っている。
  2. 握れば拳。
    開けば手のひら。
  3. 恨みは、必ず自分に跳ね返ってくる。
  4. 腹は立てない。
    義理を立てる。
  5. 格言を会話の中に取り入れると、話に説得力が出る。
  6. 記念日は、あなたと相手がより深く仲良くなるチャンス。
  7. 勉強では、学びより姿勢が大切。
  8. 結果をすぐ求めない。
  9. 継続する学習こそが、成長の王道である。
  10. 忙しいと言う人は、本当に忙しい人ではない。
    面倒くさいやりとりから逃げているだけである。
  11. ごめんなさいという機会は、あなたの欠けている部分を知る機会。
  12. 初めて会う人とも、楽しい会話ができるようになろう。
  13. 人違いは、出会いのきっかけ。
  14. 早起きする人は、みんな、素晴らしい人ばかり。
  15. ヒマワリの積極性を学ぼう。
  16. 100パーセントを求める癖をやめよう。
  17. 「テキトウ」に考えることが、最も「適当」である。
  18. 人の為(ひとのため)と書いて「偽(いつわり)」と書く。
  19. 自分の願望のために生きると、私利私欲の道に走ることになる。
  20. むかっとしたときこそ、あなたの本性が現れる。
  21. 過去は、変えることができる。
    今を素晴らしくすることで、過去も素晴らしくなる。
  22. 下から上を見て、判断するのではない。
    上から下を見て、判断するのだ。
  23. いらない物を捨てると、福がやってくる。
  24. スッピンの顔には、花がなくても、安心がある。
  25. 仮面をかぶって、生きていませんか。
  26. ためらいは、神様からの「まだ早すぎますよ」という警告。
  27. 本当の勉強とは、意識を高めることである。
  28. 断り上手は、世渡り上手。
  29. 前を進むときには、後ろを確認しよう。
  30. 人生は、丸くなるための旅路である。

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