執筆者:水口貴博

人生を豊かにする30の習慣

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本当の勉強とは、意識を高めることである。

本当の勉強とは、意識を高めることである。 | 人生を豊かにする30の習慣

本当の勉強とは、知識を蓄えることではありません。

知恵を身につけることでもありません。

技術を身につけることでも、お金を集めることでもありません。

意識を高めることをいうのです。

心ということです。

本物の経験をして、たくさんの勉強をすると、最後に残るのは意識だけです。

意識しか残りません。

本当に大切な勉強は、意識だということに気づきます。

知識や知恵は時間が経つと忘れてしまい、技術もだんだん衰えます。

最後に残ってしまうのは、意識だけです。

たとえば、優しさという勉強をあなたは、どう学びましたか。

優しさという心は、どんなにたくさん本を読んでも身につけられることではありません。

本には「優しくなりましょう」と書いています。

「困った人を助けるといいのだな」

「弱い人には優しくすればいいのだな」

頭では理解できます。

しかし、いくら頭で理解できても、実行できないのです。

本当の勉強ではありませんから、生活でうまく行動できません。

知識のレベルでは、意識が低く、生活に浸透しません。

本当に勉強ができたときには、必ず意識が高くなり、生活にもその影響が反映されます。

実際に自分が交通事故に遭い、病院で治療を受ける経験をしたとき、本当の優しさを学べます。

自分が本当に苦しんでいるときに優しくしてもらったことで、人への感謝の気持ちが自然と出てくるようになります。

「弱い人には優しくしたいな」という濁りのない、本当の優しい気持ちが出てくるのです。

これが、意識ということです。

本を100冊読んでも学べない勉強です。

どんなに勉強しても、技術を磨いても、学べることではありません。

最後に残るのは意識であり、最も大切な勉強なのです。

本当の勉強とは、往々にして「苦しい経験」としてあなたの目の前に現れます。

神様は、あなたの心の筋肉を鍛えるために、ほどよくつらい経験を与えてくれます。

もちろん苦しさから逃げることもできます。

しかし、勇敢に苦しさに立ち向かえば、本当の勉強ができ、意識を高めることができるのです。

つらい経験、苦しい経験、悲しい経験によって、学びができるのです。

私は祖父が死んだという経験を目の当たりにして、命の大切さを学んだことがありました。

祖父は私が16歳のとき、飛び降り自殺で亡くなりました。

身内が一瞬にして亡くなり、冷たくなった体を肌で感じたとき、本で読んだ「命を大切に」という勉強は茶番だと気づきます。

元気だった祖父が、青ざめて氷のように冷たくなっているのです。

死んで冷たくなった祖父に触れたとき、人の死というものを「頭」ではなく「体」で知りました。

自分にとって大切な人が亡くなってしまったときには、学校で習う学習とは比べものにならないほどの勉強ができ、痛感します。

涙が止まらないほど心にしみて勉強できるのです。

祖父が死んだとき、私は呆然ぼうぜん自失となり、自然と涙がこぼれてしまいました。

止めようと思っても止まらないほどです。

本当の勉強をしたときには、必ず感動します。

心が揺れ動き、意識が変わります。

たしかに悲しい経験をしましたが、身内の死を経験することで、私の意識が高まり、大切な勉強ができたのでした。

祖父の死と引き換えに、私はとても大きな学びができたのです。

人生を豊かにする習慣(27)
  • 意識を高める勉強をする。
断り上手は、世渡り上手。

人生を豊かにする30の習慣

  1. 人生とは、大きなピラミッド。
    「行動」という小さな石(意志)から成り立っている。
  2. 握れば拳。
    開けば手のひら。
  3. 恨みは、必ず自分に跳ね返ってくる。
  4. 腹は立てない。
    義理を立てる。
  5. 格言を会話の中に取り入れると、話に説得力が出る。
  6. 記念日は、あなたと相手がより深く仲良くなるチャンス。
  7. 勉強では、学びより姿勢が大切。
  8. 結果をすぐ求めない。
  9. 継続する学習こそが、成長の王道である。
  10. 忙しいと言う人は、本当に忙しい人ではない。
    面倒くさいやりとりから逃げているだけである。
  11. ごめんなさいという機会は、あなたの欠けている部分を知る機会。
  12. 初めて会う人とも、楽しい会話ができるようになろう。
  13. 人違いは、出会いのきっかけ。
  14. 早起きする人は、みんな、素晴らしい人ばかり。
  15. ヒマワリの積極性を学ぼう。
  16. 100パーセントを求める癖をやめよう。
  17. 「テキトウ」に考えることが、最も「適当」である。
  18. 人の為(ひとのため)と書いて「偽(いつわり)」と書く。
  19. 自分の願望のために生きると、私利私欲の道に走ることになる。
  20. むかっとしたときこそ、あなたの本性が現れる。
  21. 過去は、変えることができる。
    今を素晴らしくすることで、過去も素晴らしくなる。
  22. 下から上を見て、判断するのではない。
    上から下を見て、判断するのだ。
  23. いらない物を捨てると、福がやってくる。
  24. スッピンの顔には、花がなくても、安心がある。
  25. 仮面をかぶって、生きていませんか。
  26. ためらいは、神様からの「まだ早すぎますよ」という警告。
  27. 本当の勉強とは、意識を高めることである。
  28. 断り上手は、世渡り上手。
  29. 前を進むときには、後ろを確認しよう。
  30. 人生は、丸くなるための旅路である。

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