これは「なるほど」と「そうだね」を1つにした応用です。
基本的な魔法の言葉を紹介するのが、この本の趣旨です。
ですが、この2つを1つにして覚えておくと、人付き合いが上手になりますから思い切って紹介します。
「なるほど」は、相手の話を理解して、飲み込むための魔法です。
「そうだね」は、相手の話を承諾して、話を進めるための魔法です。
この2つは別々のおまじないですが、1つにしてしまいましょう。
「なるほど、そうだね」ということで、相手の価値観を学び、飲み込み、消化できます。
この言葉を聞いた相手は、嬉しくてたまりません。
自分の話を理解して、聞いてくれる人には、もっと話したくて話したくてたまらなくなるのです。
コミュニケーションが上手な人は、相手との会話のキャッチボールが上手な人です。
ボールを受け止めて、投げることが、一連の動きです。
「なるほど」と受け止めて「そうだね」と投げ返すと、上手に会話のキャッチボールができるのです。