企業は少しでも売上を伸ばそうと、小さな桁や数字を使った工夫をします。
値段表示では、少しでも小さな数字を見せることで「お手頃感」を出したい狙いがあります。
そこには、錯覚を引き起こす「数字のトリック」があるのです。
たとえば「9,800円」という数字を見たとき、私たちはとっさに「9,000円台」と思ってしまいます。
しかし、10,000円と比べると、200円しか違いません。
たしかに9,000円台ではありますが「実質10,000円」と思うのが自然です。
「9,000円なら買おうかな」と思っても「10,000円ならやめておこう」となることもあるでしょう。
「9,800円」は、ほぼ「10,000円」と思っておくほうがいいのです。
そうしたほうが、より実質的な金額を把握でき、余計な買い物も防げます。
価格表示を見たとき、日頃から四捨五入で考える癖をつけておくことです。
980円なら、1,000円と考えましょう。
9,980円なら、10,000円と考えましょう。
17,980円なら、18,000円と考えましょう。
こうすれば、実質的な金額を把握しやすくなります。
ほんの一呼吸置くだけでいいのです。
数字のトリックに騙されることなく、冷静な買い物ができるようになります。
無駄な買い物をしないためにも、実質的な金額で考えることが大切です。