執筆者:水口貴博

お金に強くなる30の哲学

13

お年玉は、子どもたちへの投資。

お年玉は、子どもたちへの投資。 | お金に強くなる30の哲学

日本の新年には、子どもたちが大金を手に入れるイベントがあります。

お正月のお年玉です。

新年を祝って贈るお金。

たった数日で大金が手に入るため、心待ちにしている子どもたちも多いでしょう。

しかし、お年玉をあげる立場としては、経済的な出費に痛みを感じる人も多いでしょう。

「もったいないな」

「どうせ無駄遣いをするだけだろう」

「不景気だから、お年玉を渡したくない」

つい控えがちな考えが浮かびますが、ここで大切な考え方があります。

お年玉は、投資だと考えるのです。

あなたも幼い頃、大人たちからお年玉をもらったことでしょう。

そのおかげで、お金の失敗がたくさん経験でき、お金の勉強ができたはずです。

無駄遣いも、お金の勉強です。

無駄遣いをすることで、お金の痛みを感じ、じわじわ金銭感覚を身につけていきます。

あなたがそうであったように、次は子どもたちの番です。

「私は子どもたちに投資をしている。無駄遣いをしたとしても、この子たちにとってはいい勉強になるだろう」

勉強費用とすれば「ただで差し出すお金にも意味がある」と考えられるはずです。

お年玉を出し惜しみするのは、大人らしくありません。

お年玉は、子どもたちへの投資だと思い、にこにこしながら気前よく渡しましょう。

お金を使う喜びを知り、お金の怖さも勉強してもらうのです。

お金に強くなる哲学(13)
  • お年玉は「子どもたちへの投資」と考え、無駄と思わず、にこにこしながら気前よく渡す。
年賀状の抽選番号は、しっかり確認しよう。

お金に強くなる30の哲学

  1. 「お金がない」と言うだけでは、何も解決しない。
  2. 年収が高くなるのは、譲られるより譲る人。
  3. 「お金に執着すること」と「お金を大切にすること」は別。
  4. 多くの人は、金利や利息に注目するが、手数料には無頓着。
  5. 相続税は高いほうが、自分・子ども・社会のためになる。
  6. 時間が節約できる商品は、どれも素晴らしい。
  7. 本業が軌道に乗る前のリスク分散は、かえってリスクを高める。
  8. 人の心をつかめなければ、お金は稼げない。
  9. 節税対策ばかり考えるより、本業に集中したほうが、よほど稼げる。
  10. 引き落とせなかった記録は、原則として、永遠に残り続ける。
  11. 酒・タバコ・ギャンブル・色恋。
    人生をダメにする、5つ目とは。
  12. ぼったくりバーを確実に避ける方法とは。
  13. お年玉は、子どもたちへの投資。
  14. 年賀状の抽選番号は、しっかり確認しよう。
  15. お金は、トラブルの原因になりやすい。
  16. 時間をかけた調べ物でも、税理士に相談すると、一瞬で解決する。
  17. 生活水準を上げるより、満足の基準を下げるほうが、お金は貯まる。
  18. 自分の経済状況について書かれた本とは。
  19. 交際するなら、相手が貧乏神でないことを見極めておく。
  20. お金とは、肥料のようなもの。
    集めるだけではくさいが、まくと役立つ。
  21. 勉強すればお金持ちになれるとは限らないが、お金持ちは必ず勉強している。
  22. 無知による損失に比べれば、勉強にかかるお金なんて小さなもの。
  23. 「減税」という言葉を聞いたとき、2種類の人に別れる。
    喜ぶ人と疑問に思う人。
  24. 請求の意味をすべて把握することは、お金を貯める習慣の1つ。
  25. お札が破損したときの対処法。
  26. 貯金を成功させるために決めたい4つのポイント。
    目的・目標金額・期限・節約方法。
  27. 健康維持につながるお金は、立派な自己投資。
  28. 無駄遣いをしても、ストレス発散になったなら、無駄遣いではない。
  29. 「忙しい」と言っていると、お金が逃げていく。
  30. レバレッジ効果という点で言えば、勉強は、1日でも早いほうがいい。

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