執筆者:水口貴博

お金に強くなる30の哲学

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多くの人は、金利や利息に注目するが、手数料には無頓着。

多くの人は、金利や利息に注目するが、手数料には無頓着。 | お金に強くなる30の哲学

多くの人は、金利や利息に注目します。

「金利は何パーセントだろうか」

「利息はいくらになるだろうか」

「金利や利息の条件がもっと良いところはないだろうか」

頭の中は、金利と利息のことでいっぱいです。

血眼になって金利や利息を確かめては、安心したり焦ったりします。

その一方、手数料には無頓着です。

金利や利息に注意が向いている分、手数料の存在を忘れがちです。

しかし、本当に大切なのは、金利や利息より手数料です。

どんなに金利や利息の条件がよくても、手数料が高ければ、好条件の意味がありません。

1年間で得た金利や利息が、たった数回の手数料で帳消しになる場合も少なくありません。

お金を貸す側にとって、手数料は、儲けになる重要な柱。

手数料は、気づかないうちにお金を奪っていく存在です。

やり取りが発生する分だけ、手数料が増えます。

1回は小さな金額でも、積み重なると、大きな金額になります。

世の中には「手数料貧乏」という言葉が存在するほどです。

痛みが感じない傷口のようなもの。

手数料を無視していると「なかなかお金が増えないなあ」と悩まされるのです。

お金に強くなる哲学(4)
  • 金利や利息だけではなく、手数料にも注目する。
相続税は高いほうが、自分・子ども・社会のためになる。

お金に強くなる30の哲学

  1. 「お金がない」と言うだけでは、何も解決しない。
  2. 年収が高くなるのは、譲られるより譲る人。
  3. 「お金に執着すること」と「お金を大切にすること」は別。
  4. 多くの人は、金利や利息に注目するが、手数料には無頓着。
  5. 相続税は高いほうが、自分・子ども・社会のためになる。
  6. 時間が節約できる商品は、どれも素晴らしい。
  7. 本業が軌道に乗る前のリスク分散は、かえってリスクを高める。
  8. 人の心をつかめなければ、お金は稼げない。
  9. 節税対策ばかり考えるより、本業に集中したほうが、よほど稼げる。
  10. 引き落とせなかった記録は、原則として、永遠に残り続ける。
  11. 酒・タバコ・ギャンブル・色恋。
    人生をダメにする、5つ目とは。
  12. ぼったくりバーを確実に避ける方法とは。
  13. お年玉は、子どもたちへの投資。
  14. 年賀状の抽選番号は、しっかり確認しよう。
  15. お金は、トラブルの原因になりやすい。
  16. 時間をかけた調べ物でも、税理士に相談すると、一瞬で解決する。
  17. 生活水準を上げるより、満足の基準を下げるほうが、お金は貯まる。
  18. 自分の経済状況について書かれた本とは。
  19. 交際するなら、相手が貧乏神でないことを見極めておく。
  20. お金とは、肥料のようなもの。
    集めるだけではくさいが、まくと役立つ。
  21. 勉強すればお金持ちになれるとは限らないが、お金持ちは必ず勉強している。
  22. 無知による損失に比べれば、勉強にかかるお金なんて小さなもの。
  23. 「減税」という言葉を聞いたとき、2種類の人に別れる。
    喜ぶ人と疑問に思う人。
  24. 請求の意味をすべて把握することは、お金を貯める習慣の1つ。
  25. お札が破損したときの対処法。
  26. 貯金を成功させるために決めたい4つのポイント。
    目的・目標金額・期限・節約方法。
  27. 健康維持につながるお金は、立派な自己投資。
  28. 無駄遣いをしても、ストレス発散になったなら、無駄遣いではない。
  29. 「忙しい」と言っていると、お金が逃げていく。
  30. レバレッジ効果という点で言えば、勉強は、1日でも早いほうがいい。

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