公開日:2023年10月14日
執筆者:水口貴博

ピンチを乗り越える30の方法

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あれもこれも守りすぎるな。

あれもこれも守りすぎるな。 | ピンチを乗り越える30の方法

ピンチのとき、守りすぎてはいけません。

「財産を守りたい」

「キャリアを守りたい」

「地位・立場を守りたい」

「評価・評判を守りたい」

「プライド・体裁を守りたい」

もちろん傷ついたり失ったりするは嫌なもの。

大事なものを守りたい気持ちがあるのは自然なことです。

しかし、あれもこれも守っていると、どんどん選択肢が消えます。

守りたい気持ちが強くなるにつれて、スピードはぐっと落ち、行動にも制限がかかるようになります。

一線を越えると、単なる自己保身です。

最終的にもすべての選択肢がアウトになり、何もできなくなるのです。

「1つも傷つけたくない」「1つも失いたくない」とわがままを言っていると、ピンチに飲み込まれ、すべてを失うことになります。

ピンチのとき、あれもこれも欲張って、守りすぎてはいけません。

むしろ守らないほうがいいのです。

ピンチのときに求められるのは「傷つくこと・失うことへの覚悟」です。

覚悟があれば、怖いものはありません。

「傷がついてもかまわない」「失うことがあってもかまわない」と思えば、強気になれます。

勇気が湧いて、行動範囲も広がります。

恥も外聞も気にならなくなります。

お金のかかることでも、評判や評価が下がることでも、平気です。

無敵状態となり、何でもできるようになります。

覚悟があれば、どれだけ大きなピンチであろうと乗り越えられます。

「どうしてもこれだけは譲れない」ということもあるかもしれません。

どうしても譲れないものがあるなら、それだけ死守する代わりに、他は潔く諦めることです。

1つに絞れば、守り切れる望みはあります。

覚悟を決めて行動したからといって、本当にすべて失うとは限りません。

素直で正直になります。

フットワークが軽くなって、スピードも生まれます。

潔さが生まれ、力強いアクションを起こせます。

素早い対処が実現されることで、解決も早くなります。

結果として、傷は浅くて済み、失うものも最小限で抑えられるのです。

ピンチを乗り越える方法(21)
  • 傷つくこと・失うことへの覚悟を持つ。
ピンチのとき、甘い言葉で近づいてくる人には要注意。

ピンチを乗り越える30の方法

  1. ピンチの基本姿勢は、最速&前倒し。
  2. ピンチに陥ったとき、焦りながら行動するのはNG。
  3. ピンチのときだからこそ、まず寝ることから始める。
  4. ピンチになった原因を分析する。
  5. 空腹のままでは、ピンチを乗り越えられない。
  6. 「申し訳ない」という気持ちは、捨てる。
    「迷惑がかかる」という気持ちも、捨てる。
  7. ピンチを乗り越えられるかどうか人に聞いたところで仕方ない。
  8. 短期的な視点ではなく、長期的な視点で考えよう。
    応急対処より、根本対処を行おう。
  9. 自分を責める暇があれば、さっさと動こう。
  10. 絶対うまくいく方法を探す人は、ピンチを乗り越えられない。
  11. ピンチを救う方法は「あり得ない」「くだらない」と思えることにある。
  12. 「人として正しい行い」を基準にすると、うまくいく。
  13. 迷って仕方ないときは、どれを選んでも正解。
  14. ピンチのときのいらいらを、相手にぶつけない。
    腰を低くして、丁寧にお願いする。
  15. お金に頼ることをためらってはいけない。
  16. ピンチを乗り越えるコツは「朝」にある。
  17. ピンチを乗り越えるヒントは、ピンチを乗り越えた人の成功談にある。
  18. ピンチになったら、心の中で『インディ・ジョーンズ』のテーマ曲を流そう。
  19. 笑われること・叱られること・嫌われることを、恐れない。
  20. 変化を受け入れなければ、ピンチを乗り越えられない。
  21. あれもこれも守りすぎるな。
  22. ピンチのとき、甘い言葉で近づいてくる人には要注意。
  23. 「もういいですよ」には、2つの意味がある。
  24. 嘘をつくと、ますますピンチが大きくなる。
    正直に話したほうが、早くピンチを乗り越えられる。
  25. 人から専門家を紹介してもらうとき、注意したい2つのこと。
  26. 以前と同じピンチがやってきたとき注意したい、2つのこと。
  27. ピンチで怒鳴りたくなったときに試したい、2つのこと。
  28. 欲張ってマルチタスクでいくと、ろくなことにならない。
  29. 遠回りが一番の近道になることもある。
  30. 終わりが見えないからといって、終わりがないわけではない。

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