公開日:2023年10月14日
執筆者:水口貴博

ピンチを乗り越える30の方法

14

ピンチのときのいらいらを、相手にぶつけない。腰を低くして、丁寧にお願いする。

ピンチのときのいらいらを、相手にぶつけない。腰を低くして、丁寧にお願いする。 | ピンチを乗り越える30の方法

ピンチのときは、いらいらします。

大きなストレスに襲われ、変な汗が出ます。

タイムプレッシャーもあり、胃がきりきりします。

このとき注意したいのは、いらいらを相手にぶつけないことです。

いらいらしているせいで、いつの間にか周りの人に八つ当たりをしがちです。

乱暴な言葉遣いになったり、荒々しい態度を見せたり。

八つ当たりをされた相手はたまったものではありません。

いらいらをぶつけられると、助けたいと思っても気持ちが萎え、人が離れます。

人に助けを求めるときも同様です。

ピンチを乗り越えるとき、自分一人では力不足という場面があります。

ピンチのときは人の力を借りることが求められますが、やはりこのときも、いらいらを相手にぶつけないことです。

相手も心を持った人間です。

乱暴な言葉遣いだったり荒々しい態度だったりすると、誰でもむっとして嫌な気持ちになります。

お願いするときは、相手にいらいらをぶつけないように注意です。

腰を低くして、丁寧にお願いしましょう。

頭を下げてお願いすれば、相手も「わかりました」と受け入れやすくなります。

普段冷たい人であっても、心を動かされ、手を差し伸べてくれるかもしれないのです。

たとえ断られたとしても、むっとしません。

感じの悪い捨てゼリフも吐きません。

「わかりました」「残念ですが、承知しました」と、素直に受け入れます。

「お時間を割いていただきましてありがとうございました」という感謝の一言も忘れません。

丁寧な態度で接すれば、良い印象が残ります。

一度断られても、後になって「力になります」と声がかかり、思わぬ援助を得られる可能性があります。

ピンチのとき、不安や焦りでいらいらするのは仕方ありませんが、それを表に出さないことです。

心がぴりぴりして神経が高ぶっていても、それを相手にぶつけないことが大切なのです。

ピンチを乗り越える方法(14)
  • ピンチでいらいらしていても、相手にぶつけない。
  • 人にお願いするときは、腰を低くして、丁寧にお願いする。
お金に頼ることをためらってはいけない。

ピンチを乗り越える30の方法

  1. ピンチの基本姿勢は、最速&前倒し。
  2. ピンチに陥ったとき、焦りながら行動するのはNG。
  3. ピンチのときだからこそ、まず寝ることから始める。
  4. ピンチになった原因を分析する。
  5. 空腹のままでは、ピンチを乗り越えられない。
  6. 「申し訳ない」という気持ちは、捨てる。
    「迷惑がかかる」という気持ちも、捨てる。
  7. ピンチを乗り越えられるかどうか人に聞いたところで仕方ない。
  8. 短期的な視点ではなく、長期的な視点で考えよう。
    応急対処より、根本対処を行おう。
  9. 自分を責める暇があれば、さっさと動こう。
  10. 絶対うまくいく方法を探す人は、ピンチを乗り越えられない。
  11. ピンチを救う方法は「あり得ない」「くだらない」と思えることにある。
  12. 「人として正しい行い」を基準にすると、うまくいく。
  13. 迷って仕方ないときは、どれを選んでも正解。
  14. ピンチのときのいらいらを、相手にぶつけない。
    腰を低くして、丁寧にお願いする。
  15. お金に頼ることをためらってはいけない。
  16. ピンチを乗り越えるコツは「朝」にある。
  17. ピンチを乗り越えるヒントは、ピンチを乗り越えた人の成功談にある。
  18. ピンチになったら、心の中で『インディ・ジョーンズ』のテーマ曲を流そう。
  19. 笑われること・叱られること・嫌われることを、恐れない。
  20. 変化を受け入れなければ、ピンチを乗り越えられない。
  21. あれもこれも守りすぎるな。
  22. ピンチのとき、甘い言葉で近づいてくる人には要注意。
  23. 「もういいですよ」には、2つの意味がある。
  24. 嘘をつくと、ますますピンチが大きくなる。
    正直に話したほうが、早くピンチを乗り越えられる。
  25. 人から専門家を紹介してもらうとき、注意したい2つのこと。
  26. 以前と同じピンチがやってきたとき注意したい、2つのこと。
  27. ピンチで怒鳴りたくなったときに試したい、2つのこと。
  28. 欲張ってマルチタスクでいくと、ろくなことにならない。
  29. 遠回りが一番の近道になることもある。
  30. 終わりが見えないからといって、終わりがないわけではない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION