執筆者:水口貴博

お金持ちになる30の習慣

15

親の勤勉さは、子に移る。

親の勤勉さは、子に移る。 | お金持ちになる30の習慣

私の父は、いつも新聞を片手にうろうろしています。

暇があれば新聞、車の中にも新聞、テレビを聞きながら新聞、朝食を取りながら新聞です。

仕事から帰ってきても夕食を食べながら新聞というくらいです。

仕事で必要な知識もあるのでしょうが、新聞を読むことで時の流れに後れを取らないようにしているのです。

また本棚には、たくさんの本が並び、何かいつも勉強をしているようです。

こうした読書の習慣を私はそばで見ていたおかげもあり、本を読むことに関してはあまり抵抗がありません。

楽しそうに読んでいると、楽しいものだと思ってしまうのです。

母も老メガネをかけて「漢字の練習をする」と言って、漢字を紙に書いて練習しています。

「年を取ると、ぼけてしまうから、ぼけ防止のためにやっている」と言います。

こうした勤勉さは、同じ屋根の下にいるだけに子どもである私にもすぐわかります。

いつも新聞を読んでいる姿を見ていると「そんなに面白いのかな」と新聞が読みたくなってしまいます。

いつも漢字を書いている姿を見ていると「ちょっと自分もやってみようかな」という気になります。

親の勤勉さは、意外なことに子どもにも伝染してしまう効果があります。

私が読書の習慣を持っているのは、裏で親の影響を強く受けていることに由来します。

親が勉強嫌いで新聞も読書もしない人なら、私も同じく活字を読むことによい印象を持ってはいなかったことでしょう。

子どもが最も強く影響を受ける習慣は、親の習慣からです。

お金持ちになる習慣(15)
  • 親の勤勉な習慣を、受け継ぐ。
お金を使った分だけ自分に返ってくる。
よい影響も、悪い影響も。

お金持ちになる30の習慣

  1. お金も性の勉強も、全然足りない。
  2. お金持ちには、お金に関する「習慣」がある。
  3. 徹底的な節約は、お金持ちになる基本。
  4. お金持ちになれても、家庭崩壊では意味がない。
  5. お金の節約はしても、人間関係まで節約をしてはいけない。
  6. 見るだけ・聞くだけなら、無料。
  7. 買い物は、できるだけ現金で買うほうがいい。
  8. チャンスはお金をかけないと、生かしきれない。
  9. お金の自慢は、身を滅ぼす習慣。
  10. 状況に応じて、共働きをする。
  11. 楽観的な性格は、お金にも愛される。
  12. 健康であるということは「時間」と「お金」を節約しているということ。
  13. 夫婦仲の良さは、お金を稼ぐための土台になる。
  14. 節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。
  15. 親の勤勉さは、子に移る。
  16. お金を使った分だけ自分に返ってくる。
    よい影響も、悪い影響も。
  17. 一流に触れるほど「文化度」が高まっていく。
  18. お金と親友。
    どちらが貴い存在なのか。
  19. お金持ちは、楽をして稼ごうとしない。
  20. 成功している人は、好きなことを仕事にしている。
  21. お金の管理は、2人でするより、1人が代表して行うほうがいい。
  22. 自給自足で、健康と節約が手に入る。
  23. お金は、使えば使うほど増える。
  24. 家族旅行でけちってはいけない。
  25. 「長期的な視野」と「短期的な視野」を持って、お金と接すること。
  26. お金が目的になってはいけない。
    お金は単なる手段。
  27. ウインドーショッピングだけなら、お金は必要ない。
  28. お金のかからない習慣を持とう。
  29. 自分から、先に与えること。
    人に与えることで豊かになる。
  30. けちっていいものと、いけないものがある。

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