お金持ちになりたければ、お金の自慢は控えるのが賢明です。
お金の話はいいのですが、自慢はNGです。
経済的に余裕ができると、豊かさを周囲に見せつけ、羨ましく思われたい気持ちが出てくるかもしれません。
しかし、お金があることを知った人たちが、あなたのところへ「お金を貸してくれ」と押しかけるようになります。
金の自慢をするくらいですから、それなりに「お金のありそうな身なり」をしておかなければなりません。
古着や流行遅れのファッションをしていると、示しもかっこもつきません。
見栄を張って、必要以上にお金のかかるアクセサリーや洋服を身につけ、お金持ちに見える努力をしなければいけなくなるのです。
これが、お金が流れ出ていく原因です。
入ってくる量が多くても、出ていく量も多いなら、貯まりません。
お金の自慢をして見栄を張ると、どんどんとお金が逃げます。
本当のお金持ちは、できるだけ周りにはお金持ちと気づかれないよう、地味で質素な生活を送っています。
むしろテレビでお金持ちだと豪語する人たちは、洋服や家の管理、見栄を張るためにそれだけどんどんお金が流れ出ています。
そういう私の父も、質素極まりない生活をしています。
お金はあっても、自分でお金があるとは決して言いません。
お金があることを人に言ったところで、面倒なことが多くなることを知っているのです。
むしろできるかぎり、ばれないように普通にしています。
そのおかげで人からお金の肩代わりや保証人のお願いをされることがなく、精神的な負担も軽く済んでいるのです。
なにより自慢をしないため、見栄を張るような必要もありません。
父はいつも古着を身につけ、流行を追ったりしません。
だからお金が出ていく量を少なく抑えることができ、結果としてお金が貯まっていったのです。
人間は見栄を張ると、必要のないお金を使ってしまうのです。