執筆者:水口貴博

お金持ちになる30の習慣

29

自分から、先に与えること。人に与えることで豊かになる。

自分から、先に与えること。人に与えることで豊かになる。 | お金持ちになる30の習慣

私の実家では農業をし、自給自足をしているため、いろいろな作物を育てています。

品物として売り出しているのは、ミカンが中心です。

そのほかの作物は、基本的にすべて水口家の食卓に並ぶことになっています。

しかし、ときどき作物が思ったよりよく育ち、余ってしまうことがあります。

そんなときには、早めのうちにご近所さんにあげてしまうようにしています。

時期が遅く、腐ってからでは食べ物になりません。

余るとわかれば、ご近所さんに「おすそ分けです」と、話しかけていきます。

余ってしまうと処分も大変です。

処分するくらいなら、お世話になっている人に分けたほうが、作物もご近所さんにも喜ばれるというものです。

すると不思議なことに、今度はご近所さんからお返しのもらいものを頂くことになります。

もらってばかりではいけないと思い、お返しをしてくれます。

「うちでもこれが余っているから、ぜひ食べて」

母は最初からもらうことが目的であげたわけではありません。

単純に余って必要ないから、誰かにおすそ分けをしたわけです。

しかし、あげればあげるだけお返しにいろいろな物をもらえるようになります。

与えることで自分も豊かになっていったのです。

余り物は捨てるくらいなら、みんなに分けてあげたほうが喜ばれます。

それがご近所さんとの交流の機会にもなるのです。

お金持ちになる習慣(29)
  • 余り物は、捨てるのではなく、みんなに分けてあげる。
けちっていいものと、いけないものがある。

お金持ちになる30の習慣

  1. お金も性の勉強も、全然足りない。
  2. お金持ちには、お金に関する「習慣」がある。
  3. 徹底的な節約は、お金持ちになる基本。
  4. お金持ちになれても、家庭崩壊では意味がない。
  5. お金の節約はしても、人間関係まで節約をしてはいけない。
  6. 見るだけ・聞くだけなら、無料。
  7. 買い物は、できるだけ現金で買うほうがいい。
  8. チャンスはお金をかけないと、生かしきれない。
  9. お金の自慢は、身を滅ぼす習慣。
  10. 状況に応じて、共働きをする。
  11. 楽観的な性格は、お金にも愛される。
  12. 健康であるということは「時間」と「お金」を節約しているということ。
  13. 夫婦仲の良さは、お金を稼ぐための土台になる。
  14. 節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。
  15. 親の勤勉さは、子に移る。
  16. お金を使った分だけ自分に返ってくる。
    よい影響も、悪い影響も。
  17. 一流に触れるほど「文化度」が高まっていく。
  18. お金と親友。
    どちらが貴い存在なのか。
  19. お金持ちは、楽をして稼ごうとしない。
  20. 成功している人は、好きなことを仕事にしている。
  21. お金の管理は、2人でするより、1人が代表して行うほうがいい。
  22. 自給自足で、健康と節約が手に入る。
  23. お金は、使えば使うほど増える。
  24. 家族旅行でけちってはいけない。
  25. 「長期的な視野」と「短期的な視野」を持って、お金と接すること。
  26. お金が目的になってはいけない。
    お金は単なる手段。
  27. ウインドーショッピングだけなら、お金は必要ない。
  28. お金のかからない習慣を持とう。
  29. 自分から、先に与えること。
    人に与えることで豊かになる。
  30. けちっていいものと、いけないものがある。

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