どんな言葉で雑談を始めますか。
もちろん話の始め方は自由ですが、だからこそ差が出やすい部分でもあります。
雑談の始め方は、盛り上がり方に影響するポイントの1つ。
雑談が上手な人と下手な人とでは、最初の話し方に違いがあります。
雑談が下手な人は、普通に話し始めます。
「お久しぶりですね。お元気にしていましたか。最近は仕事の調子はいかがですか。何か変わったことはありましたか」
最初は簡単な挨拶から始まり、そこから話を広げていきます。
よくある普通の雑談の始め方でしょう。
お互いの様子をうかがいながら、じわじわ雑談のテンションを上げていきます。
話を進めていくうちに、興味が出てきたり面白くなったりします。
もちろんこれでも問題ありませんが、盛り上がるのが少し遅くなりがちです。
いわゆるスロースタート。
雑談の始めに、少したるみがあるのです。
雑談が上手な人は、引きつける一言から話し始めます。
たとえば、具体的に話を話し始める前、次のようなユニークな一言を言います。
「実は最近、嬉しいことがあってね」
「ここに来る途中、不思議なものを見かけた」
「昨日、信じられない出来事があったよ」
相手の興味関心を刺激する一言から始まると、相手は「何だろう。話の続きを聞きたい」と思うでしょう。
「これから面白い話が始まりますよ」という合図になります。
話を始める前から話に引きつけ、雑談が盛り上がりやすくなるのです。
雑談を楽しくスタートダッシュできるのです。