執筆者:水口貴博

苦手な上司との30の付き合い方

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仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。

仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。 | 苦手な上司との30の付き合い方

どんな人間関係においてもそうですが、初めにどちらかが仲良くなろうとアプローチをしなければなりません。

理想をいえば、お互いに同時に仲良くなろうとしていくことです。

お互いに仲良くなろうと心がけ、態度に出していけば、すぐ仲良くなります。

しかし、これはあくまでも理想的な形で、現実には、なかなかそうはいかないこともあります。

社会に出てからの立場では、必ず上下関係が付きまとってきます。

そのためになかなか思うような態度や発言をすることができず、もどかしい気持ちになることも多くあります。

私もこれだけ人間関係向上についての本を書いておきながら、やはりなかなかうまくいかないこともあります。

私は自分の体験で得た知恵を紹介しているのであって、それらがすべて完璧にこなせているわけではないのです。

自分で書いているのに「うん」とうなずきながら勉強しているくらいです。

社会での人間関係は、新人であるほど上下関係の差がはっきりしています。

そのために、言いたいことが言えず、仲良くしようとしてもうまくいかないことがあります。

しかし、うまくいかなくても、うまくいくように心がけたことは、素晴らしい経験になります。

私の場合は、自分が苦手だなと思う人ほど話しかけるようにして、何とか相手との溝をなくしていこうと心がけています。

たった一言の挨拶だけでも、自分が苦手だなと思う人ほど話しかけていくことで溝はどんどん消えます。

自分から壁を作り、関係が悪いままでは何の得にもならず、自分に跳ね返ってくることになります。

仲良くなるためのアプローチは、まず自分からだと思ってください。

相手の顔色をうかがう手間が省け、積極的に素早く仲良くなることができるようになります。

仲のいい人間関係を作っていくためには「仲良くなろう」という心がけと態度を意識的に取っていくことが大切なのです。

苦手な上司との付き合い方(14)
  • 自分のほうから、仲良くなろうとアプローチする。
忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。

苦手な上司との30の付き合い方

  1. 宝くじのように、厄介な上司に大当たりしてみよう。
  2. 仕事の楽しさは、人間関係で決まる。
  3. 「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。
  4. 尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。
  5. 「勉強になりました」は、相手のためにも自分のためにもなる。
  6. 間違ってもいいから、自分なりに考えて答えを出す。
  7. 挨拶は、まず自分から。
  8. 上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。
  9. お土産が、上司との心の距離を縮めていく。
  10. 上司は、あなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ている。
  11. 上司は嫌われるのが仕事。
    それを理解しておこう。
  12. 上司は犬と同じ。
    逃げれば逃げるほど、噛みついてくる。
  13. 嫌な人からは、反面教師として学びを得よう。
  14. 仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。
  15. 忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。
  16. 手柄を上司にプレゼントをすると、上司と自分の両方の株が上がる。
  17. 部下は上司を引き立てるために存在する。
  18. 口で言うより、まず行動で示す。
  19. つまらない仕事をしないと、本当のチャンスは与えられない。
  20. 上司を楽しませることも、あなたの仕事の1つ。
  21. 回り道を進んでできる人が、強くなる。
  22. 礼儀やマナーも、仕事の1つだ。
  23. 甘えることも、仕事のうち。
  24. 上司を変えるより、自分が変わろう。
  25. ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。
  26. 上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。
  27. 小さなトラブルでも、隠さず報告しよう。
  28. 日頃から行っている練習のときこそ、本気になる。
  29. 性格を、しっかり把握する。
  30. すべての出会いを生かそう。

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