執筆者:水口貴博

苦手な上司との30の付き合い方

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「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。

「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。 | 苦手な上司との30の付き合い方

どれだけ仕事を楽しくできるかは、ほとんどの人が何をするのかが重要だと思っています。

たしかに何をするのかも大切な要素になります。

しかし「何をするのか」は二の次で、実はさらに重要なことがあります。

それが「誰とするか」です。

実際は「何をするか」より「誰とするか」のほうが、仕事を楽しくするうえでは重要です。

好きな仕事でも、嫌いな人と一緒なら、好きな仕事も面白くなくなります。

しかし、逆に、好きでもない仕事でも、好きな人と一緒に仕事をするなら、仕事が楽しくなります。

楽しく仕事をするためには、仕事そのものより、誰と一緒にやるのかのほうがよほど重要なことなのです。

この現実に早く気づきましょう。

楽しく仕事をするうえで、最も大きなポイントになることは「誰とするか」です。

私は以前楽しく仕事をしていたときに、たまたま上司の都合により(体調不良)、別の上司に変わってしまったことがありました。

それまでは、ユーモアがあり楽しい上司だったので仲が良かったのですが、代わりに来た上司はとても嫌な性格の人でした。

人の悪口を言ったり、部下の仕事をけなしたりすることしかせず、正直言うと自分とはそりが合わない人でした。

そうすると、仕事が面白くなくなってきたのです。

仕事の内容は変わっていませんが、上司が変わっただけで、仕事に対する面白さややる気までがらりと変わってしまいました。

そんなときに私は、仕事をするとき「何をやるか」より「誰とやるか」のほうが大切であると、しみじみ感じたものです。

それ以来、私は仕事をするときには「誰とやるか」をまずなにより大切にするようになりました。

仕事の内容がつまらないものでも、自分と仲のいい人とやれば、自然と面白くて楽しくなります。

仕事がつまらないと思っているのは、案外仕事そのものが原因なのではなく、人間関係が原因であったりするのです。

人の存在は、それほどまでに人間の心の状態に大きな影響を及ぼしてしまうことなのです。

苦手な上司との付き合い方(3)
  • 「何をするか」より「誰とするか」を大切にする。
尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。

苦手な上司との30の付き合い方

  1. 宝くじのように、厄介な上司に大当たりしてみよう。
  2. 仕事の楽しさは、人間関係で決まる。
  3. 「何をするか」より「誰とするか」のほうが大切。
  4. 尊敬できることを見つけることが、うまくやっていくためのポイント。
  5. 「勉強になりました」は、相手のためにも自分のためにもなる。
  6. 間違ってもいいから、自分なりに考えて答えを出す。
  7. 挨拶は、まず自分から。
  8. 上司からの叱責を、必要以上に重く受け止めない。
  9. お土産が、上司との心の距離を縮めていく。
  10. 上司は、あなたがどれだけ一生懸命にやっているかを見ている。
  11. 上司は嫌われるのが仕事。
    それを理解しておこう。
  12. 上司は犬と同じ。
    逃げれば逃げるほど、噛みついてくる。
  13. 嫌な人からは、反面教師として学びを得よう。
  14. 仲良くなるためのアプローチは、まず自分から。
  15. 忘れられないお説教が、あなたの人生を変える。
  16. 手柄を上司にプレゼントをすると、上司と自分の両方の株が上がる。
  17. 部下は上司を引き立てるために存在する。
  18. 口で言うより、まず行動で示す。
  19. つまらない仕事をしないと、本当のチャンスは与えられない。
  20. 上司を楽しませることも、あなたの仕事の1つ。
  21. 回り道を進んでできる人が、強くなる。
  22. 礼儀やマナーも、仕事の1つだ。
  23. 甘えることも、仕事のうち。
  24. 上司を変えるより、自分が変わろう。
  25. ホウレンソウは、人間関係の潤滑油として活用する。
  26. 上司の自慢話や武勇伝は、驚くリアクションで対応すればいい。
  27. 小さなトラブルでも、隠さず報告しよう。
  28. 日頃から行っている練習のときこそ、本気になる。
  29. 性格を、しっかり把握する。
  30. すべての出会いを生かそう。

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