遠距離恋愛では、ルール・約束・マナーが大切です。
1日3回メールをすると決めれば、きちんと1日3回はメールをする。
恋人の誕生日に、会いに行く約束をする。
常に丁寧な言葉遣いを心がけるようにする。
ルール・約束・マナーを意識すれば、遠距離恋愛がスムーズになるのはたしかです。
しかし、意識するのはいいのですが、完璧を目指すのはよくありません。
完璧を目指そうとすると、うまくできなかったとき、焦ったり落ち込んだりします。
1日3回メールをすると決めて、2回しかメールができないと、自分を責めがちです。
誕生日は会いに行く約束をしたにもかかわらず、事情ができて会いに行けなくなると、申し訳ない気持ちになるでしょう。
いらいらしたときに言葉遣いが乱れると、後から自分が情けなくなります。
完璧を目指しているからいけないのです。
完璧を目指すのは、ストレスの元。
特に完璧主義者は、遠距離恋愛でも完璧を求める傾向があるため、注意が必要です。
遠距離恋愛は、完璧でなくてもかまいません。
むしろ完璧を求めてはいけません。
人間ですから、ど忘れしたりうっかりミスをしたりすることもあります。
仕方ない事情で、約束を果たせないこともあるでしょう。
うまくいかない日があっても「そういうときもある」と考えるくらいでちょうどいい。
おおむねうまくいっていれば、それでよしと考えます。
メールができない日があってもいい。
約束を果たせないこともあっていい。
言葉遣いが乱れるときもあっていい。
それは、自分に対してだけでなく、相手に対しても同じです。
相手に不完全な言動があっても「そういうときもある」と考えましょう。
気持ちに余裕を持ったほうが、罪悪感や一喜一憂に振り回されずに済みます。