恋がうまくいかない原因の大半は、いつの時代も同じです。
スマートを求めすぎていることです。
きっとあなたは「スマートに接しないと、相手の心は動かせない」と考えているのでしょう。
あるいは「スマートに接しないと嫌われる」と大げさに考えているかもしれません。
もちろんスマートであったほうがいいのは事実ですが、意識をしすぎています。
スマートを求めすぎると、かえって自分らしくない状態になります。
普段慣れていない行動をすると、たいてい失敗するでしょう。
動きがぎこちなくなり、思うように接することができません。
口説き文句も大切ですが、きざなセリフしか出てこないのは不自然です。
「練習したな」と思うのです。
相手を感動させるより、鳥肌を立たせる結果になるでしょう。
それが疲れる原因であり、うまくいかない原因です。
人間ですから、失言することもあれば、言葉に詰まることもあります。
ど忘れすることもあれば、勘違いすることもあります。
完璧なスマートを求めたところで、なかなかうまくいかないものです。
もっと肩の力を抜きましょう。
恋は、もっと気楽に自然体で進めたほうがうまくいきます。
難しく考えすぎず、普通に接していくのが一番。
もし気楽に自然体で進めた結果、うまくいかなかったとしても、それでよしと考えます。
たとえ付き合えたとしても、長続きはしなかったはずだからです。
好きな人の前で素の自分を出せないのは、苦しいことです。
「うまくいかない結果が早いうちにはっきりわかった」と言えますから、それはそれでいいのです。