恋愛をうまく進めたければ、雰囲気を暗くさせる発言は御法度です。
自分では正直な意見であっても、雰囲気を暗くさせる言葉なら、控えたほうが賢明です。
「正直に言えないのはつらい」と思うかもしれませんが、正直すぎるのも考えものなのです。
たとえば、デートで一緒に湖を見に行ったとします。
あなたが「きれいな湖だね」と言ったとき「そうかな。藻がいっぱいだよ」と返されると、返事に困ります。
夜にデートをしていて、満月に気づいたとします。
あなたが「今日は満月だね。きれいだね」と言ったとき「月には興味ない」と言われると、やはり雰囲気が暗くなります。
同意も共感もありません。
相手に発言を否定されると、こちらも返事のしようがありません。
会話のテンポが悪くなり、雰囲気が暗くなるのです。
何でも正直に答えるのではありません。
雰囲気への影響を考えてから、発言することです。
何かを発言するなら、雰囲気を暗くさせる一言ではなく、明るくさせる一言を選びましょう。
「きれいな湖だね」と言ったとき「そうだね。水が透き通っているね」と同意します。
「今日は満月だね。月がきれいだね」と言ったとき「ほんとだ。感動的だね」と共感します。
同意や共感があると、雰囲気を明るくさせることができ、恋人らしい雰囲気になります。
明るい雰囲気でデートを締めくくれば「今日は楽しかったね。またデートしよう」となるのです。