恋愛映画・恋愛ドラマが、白けた見方になっていませんか。
恋愛映画・恋愛ドラマでは、恋のトラブルや意外な展開の連続です。
はらはらさせる展開で手に汗握ることもあれば、結ばれる2人を見て、羨ましいと思うこともあるでしょう。
ところが人によっては、恋愛映画・恋愛ドラマを見て、白ける人もいるようです。
「しょせんは作り話。脚本がうまいだけ。現実にはあり得ない」
妙に現実的で、感情移入をしようとしません。
「自分だけは騙されない」といった感じで、冷めた感情になっているのです。
たしかに脚色があるのは事実でしょう。
現実にあり得ない展開があるのも珍しくありません。
視聴者を楽しませるために、物語を少し大げさな展開にしている場面もあるはずです。
しかし、それを前提にしてみると、つまらないのです。
恋愛映画・恋愛ドラマを白けてみると、現実の恋愛も白けがちです。
「恋愛なんてばかばかしい」
「どうせうまくいくはずがない」
斜め上から世の中を見るような見方をしていると、心が卑屈になり、恋愛の勇気も出にくくなります。
恋愛映画・恋愛ドラマが白けた見方になっていると、現実の恋愛も白けた見方になります。
恋愛映画・恋愛ドラマはその世界に入り込み、感情移入をして楽しむものです。
作り話だとわかっていても「楽しもう」という気持ちで素直に見るほうがいい。
恋愛とは、ちょっとした幻想です。
好きという感情は、魔法のようなもの。
幻想であり魔法なのですから、恋愛映画・恋愛ドラマのような意外な展開も「あり得る」と思って楽しむことです。
「作り話」と思って見るのではありません。
「こんな恋愛をしてみたい」と思いながら楽しみましょう。
「現実にはあり得ない」と思うのでもありません。
「現実にあり得るかもしれない」とわくわくしながらのめり込みましょう。
物語の世界観に染まり、自分が物語の主人公になったつもりになって見るほうが楽しめます。
素直にのめり込むほうが、現実の恋愛でも「きっとうまくいく」と勇気づけられ、行動力が出てくるのです。