執筆者:水口貴博

感じのいい電話対応の30のマナー

13

酔った勢いでする電話は、失敗する。

酔った勢いでする電話は、失敗する。 | 感じのいい電話対応の30のマナー

酔った勢いで、友人に電話をした経験はありませんか。

酔っているときは、理性と感情のコントロールが失われている瞬間です。

いつもは電話しにくい相手でも、酔っているときには電話しやすく感じます。

「よし、勢いだ。電話してみよう」と思うのです。

しかし、酔った勢いで電話をしても、後悔することがあります。

電話をする側はよくても、電話を受ける側が迷惑だからです。

酔っているのは、声ですぐわかります。

うまく話せなかったり、まとまりのないことを言ったり、感情の起伏が大きかったりなどです。

「酔っているの?」と聞いたとき「酔っていないよ」と答えれば、かなり酔っています。

酔っているときは、自制心を失っている状態です。

この状態で、まともな会話ができるはずがないのです。

しかも、酔った勢いでする電話の定番は、深夜です。

夜中に電話が鳴ると、相手は眠っていたところを起こされ、迷惑をします。

深夜に変な声で電話がかかってきたうえ、曖昧な会話ばかりが続くのは、地獄です。

一度電話で起こされると、寝つきも悪くなります。

二日酔いで苦しみながら「電話するべきではなかった」と、恥ずかしくなるでしょう。

酔った勢いで電話しようと思えば、やめたほうが賢明です。

電話は、酔っているときではなく、落ち着いているときに、かけましょう。

感じのいい電話対応のマナー(13)
  • 酔った勢いで電話するのは、やめる。
急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。

感じのいい電話対応の30のマナー

  1. 携帯電話が登場して、待ち合わせにずぼらな人間が増えた。
  2. 「もしもし」の最初の一声を、ワントーン上げるだけで、会話は弾む。
  3. 名前がわかっていても、名乗る。
  4. 電話で会話を始める前は、相手の都合をうかがうのがマナー。
  5. 電話の相槌は、強調するくらいで、ちょうどいい。
  6. 見えなくても、相槌の動きはしたほうがいい。
  7. 電話で意味ありげな態度を取っても、相手には伝わらない。
  8. 折り入って話をするときには、事前に短いメールで確認する。
  9. 何かをしながらする電話は、必ず相手にばれる。
  10. 料理中と運転中の電話は、とにかくやめる。
  11. 「後で折り返します」という言い方は、悩まされる。
  12. 人といるときに電話をするなら、一度許可を得ることが大切。
  13. 酔った勢いでする電話は、失敗する。
  14. 急に電話が切れたとき、自分が悪くなくても謝ったほうが、スマート。
  15. 電話を間違えてかけてしまったとき、どう対応していますか。
  16. うつむきながらの電話は、気づかないうちに、会話に悪影響が出る。
  17. どんなに距離が離れていても、会話が弾む共通の話題とは。
  18. レストランの入り口付近で電話をするのは、マナー違反。
  19. 自分の電話番号は、とっさに言えるようにしたい。
  20. 「電話はご遠慮ください」と注意されても、言い返さない。
  21. 一方的に話をしている状態は、会話ではなく、もはや独り言。
  22. 用事のない電話が多すぎて、相手の迷惑になっていないか。
  23. 携帯電話のロックは、自分のためだけでなく、友人のためにかけるもの。
  24. 電話がつながらないことに腹を立てる人は、友人を失う。
  25. 留守番電話の「話があります」というメッセージは、感じが悪い。
  26. 留守番電話に、連絡先も残せば、感じがよくなる。
  27. 知らない電話番号の相手を知る方法。
  28. 電話代を理由に、電話を切らない。
  29. 最後の一言は、3分間、余韻が続く。
  30. すぐ電話を切る人とは、縁も切れる。

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