酔った勢いで、友人に電話をした経験はありませんか。
酔っているときは、理性と感情のコントロールが失われている瞬間です。
いつもは電話しにくい相手でも、酔っているときには電話しやすく感じます。
「よし、勢いだ。電話してみよう」と思うのです。
しかし、酔った勢いで電話をしても、後悔することがあります。
電話をする側はよくても、電話を受ける側が迷惑だからです。
酔っているのは、声ですぐわかります。
うまく話せなかったり、まとまりのないことを言ったり、感情の起伏が大きかったりなどです。
「酔っているの?」と聞いたとき「酔っていないよ」と答えれば、かなり酔っています。
酔っているときは、自制心を失っている状態です。
この状態で、まともな会話ができるはずがないのです。
しかも、酔った勢いでする電話の定番は、深夜です。
夜中に電話が鳴ると、相手は眠っていたところを起こされ、迷惑をします。
深夜に変な声で電話がかかってきたうえ、曖昧な会話ばかりが続くのは、地獄です。
一度電話で起こされると、寝つきも悪くなります。
二日酔いで苦しみながら「電話するべきではなかった」と、恥ずかしくなるでしょう。
酔った勢いで電話しようと思えば、やめたほうが賢明です。
電話は、酔っているときではなく、落ち着いているときに、かけましょう。