弓矢の達人が、獲物を狩ろうとするとき、いきなり弓矢を放つことはありません。
まず、狙いを定めます。
弓を持って構え、穴があくほど、狙いをじっと見つめます。
弓矢を引く手の力を緩めると同時に弓矢が飛んで、的に当たります。
いかに狙いを定めるかです。
人生も、弓矢と同じです。
私たちは、できるだけ優れた武器を持とうとします。
優れた武器であるほど、獲物を手軽に仕留めることができるだろうと思います。
しかし、どんなに優れた武器でも、適当に扱っていては、獲物を仕留めることができません。
本当に大切なことは「狙いを定めること」です。
狙いを定めているから、欲しい物が得られます。
狙ってこそ、武器の力も、生かされます。
強力な武器を持つこと以上に、狙いを定めることのほうが大切なのです。
今、何に狙いを定めていますか。
狙いを定めていなければ、何も手に入れることができません。
人生は、狙いを定めたものを、手に入れられるようになっています。
まず、狙いを定めましょう。
穴があくほど、じっと見つめることで、欲しい物が手に入れられるのです。