「ねえねえ。あなたの理想のタイプはどんな人?」
会話を盛り上げようと「理想のタイプについて」の話題を出すシーンをよく見かけます。
「付き合うならどんなタイプがいいの」
「どういう人が好みなの」
恋愛ネタの1つですから、話をしていくうちに親密になるだろうと思います。
しかし、現実はどうでしょうか。
ちなみにあなたは、恋人になるならどんな人が理想のタイプですか。
「やっぱり優しくて、料理ができる人が理想」
「旅行が好きだから、一緒に楽しく行けるような人がいいな」
「髪型は、少しくり色で肩くらいまでがいいかな」
理想のタイプを語って、まさに目の前にいる人がタイプとぴったりならいいのです。
まさに自分のことだと思えば、どきっとして盛り上がることでしょう。
しかし、実際はまれです。
「理想」ですから、条件は厳しくなるはずです。
相手の口から出る理想のほとんどが、自分には当てはまらない場合が圧倒的に多いことでしょう。
相手の理想を知ると同時に「あなたは私のタイプではない」と遠回しに言われている気がしてきます。
逆に、あなたが理想を語っても「私はあなたがタイプではない」と誤解して伝わってしまう場合が多い。
お互いが理想を語った後は、場の雰囲気が冷たくなる場合が多いのです。
ある程度、親しくなってから語る分にはいいのですが、まだ関係が浅いうちに話題に出すのは要注意です。